その答えは肋骨にある。「肋骨の柔軟性が大事です。回旋は肋椎関節という胸椎と肋骨のあいだにある関節が大事で、分かりやすくいうと肋骨の背中側です」。ほかにも、肋骨は肩甲骨や股関節、骨盤の動きとも連動しているため柔軟性が大きな要因になることが多いのだそう。
そこで、肋骨の柔軟性を高める施術を受けて、回旋に違いがあるか確かめてみた。内容は肋骨の横、脇腹の上あたりを軽く押して肋椎関節に圧をかける簡単なもの。施術前後に、上半身の回旋具合を体をひねって確かめてみると、効果を感じた。また、下半身には圧をかけていないのに足を広げやすくなるなど、肋骨と股関節などが連動しているのも実感。肋骨の柔軟性は重要なようだ。沖倉さんは、「猫背でクラブを打っている人がいますが、肋骨を上手く使えないのでダメです。体が回らずクラブが上手く振れないので、飛距離も出ません。体が伸びている方が飛距離が出るのもそのせいです」と付け加えた。
回旋に効く、良いスイングにつながるとなれば施術を受けたいところ。しかし、そうもいかないゴルファーのために、ラウンドや練習場でのウォーミングアップにもなる簡単なセルフエクササイズを教えてもらった。肩や腰に痛みを抱える人にもぜひ試してほしい。また、日常でおこなっても肩こりや腰痛軽減につながるため、普段から取り入れてみても良さそうだ。
■肩こり軽減にも効果アリ・上半身のセルフエクササイズ■
1 両腕をまっすぐにあげ、手のひらを外に向け腕を外旋させる。
2 腕を外旋させながらヒジを曲げ下ろしていき、背面に腕をゆっくりおろす。
※筋肉の張りを感じたまま下げていくのがポイント
そこで、肋骨の柔軟性を高める施術を受けて、回旋に違いがあるか確かめてみた。内容は肋骨の横、脇腹の上あたりを軽く押して肋椎関節に圧をかける簡単なもの。施術前後に、上半身の回旋具合を体をひねって確かめてみると、効果を感じた。また、下半身には圧をかけていないのに足を広げやすくなるなど、肋骨と股関節などが連動しているのも実感。肋骨の柔軟性は重要なようだ。沖倉さんは、「猫背でクラブを打っている人がいますが、肋骨を上手く使えないのでダメです。体が回らずクラブが上手く振れないので、飛距離も出ません。体が伸びている方が飛距離が出るのもそのせいです」と付け加えた。
回旋に効く、良いスイングにつながるとなれば施術を受けたいところ。しかし、そうもいかないゴルファーのために、ラウンドや練習場でのウォーミングアップにもなる簡単なセルフエクササイズを教えてもらった。肩や腰に痛みを抱える人にもぜひ試してほしい。また、日常でおこなっても肩こりや腰痛軽減につながるため、普段から取り入れてみても良さそうだ。
■肩こり軽減にも効果アリ・上半身のセルフエクササイズ■
1 両腕をまっすぐにあげ、手のひらを外に向け腕を外旋させる。
2 腕を外旋させながらヒジを曲げ下ろしていき、背面に腕をゆっくりおろす。
※筋肉の張りを感じたまま下げていくのがポイント