＜JLPGA最終プロテスト 3日目◇24日◇静ヒルズカントリークラブ(茨城県)◇6337ヤード・パー72＞

最終日は、まさしく姉妹そろって合格を目指すことになった。注目の“岩井ツインズ”は姉・明愛（あきえ）、妹・千怜（ちさと）ともにトータル6アンダー・10位タイで3日目を終えた。この結果、あすは同じ第11組でプレーすることが決定。午前9時10分に、プロ入りがかかる18ホールがスタートする。

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伸ばしあいの様相を呈すなか、姉妹は着実にスコアを伸ばしている。前半をパープレーで折り返した姉は、後半に13番からの3連続を含む4つのバーディ（1ボギー）で、3つ伸ばした。「あしたも自分のプレーをしっかりすれば大丈夫。集中して頑張りたいです」という自信がブレることはない。

妹はバーディこそ2つだったが、ボギーフリーの安定ラウンド。会見場では、開口一番「疲れました」。耐えるゴルフで、頭を使いながらプレーを続けていることがその理由だ。「明日も変わらずに落ち着いて、自分のプレーをしたいです」。最後の力を振り絞る。

当然ながら、目標については「2人で受かりたい」と口をそろえる。姉よりも後にホールアウトした妹は、2人とも同じスコアだったことを聞くと「うれしい」と、笑みをこぼした。個人競技とあって、明愛の言葉にあるように「自分のことに集中」してプレーするが、それでも同じ組で回れるのは大きなアドバンテージになるはずだ。