丈一郎はこれまでプロ競技への出場経験はあるが、小田孔明、武藤俊憲らトッププロが集まる試合は初めて。「特に意識していなくて、普段回る感じで(父に)勝てればいいかな(笑)」という気持ちで臨んだが、「自分が思っている以上に緊張感していました。ゴルフの調子が良かったと思ったのですが、緊張からかショットが散っていました」。試合独特の緊張感からショットが乱れ、マネジメント力を発揮できずに「77」。父の「71」には6打及ばなかった。
伊澤の全盛期は「キング・オブ・スイング」と称された。丈一郎は「自分のスイングは無駄な動きが多くて、自分では好きではありませんし、父と似ているとは思わないですね」というが、インパクトからフォロースルーにかけては父の遺伝子を感じる。ラウンド中のちょっとしたしぐさも伊澤利光を彷彿とさせる。現在のベストスコアは「67」。「まだまだですよ。大学4年間でしっかり体を作って、スイングも固めて、4年生になってプロテストを受けようと思っています」。身長169センチ、体重64キロとまだ細身の印象だが、体重を増やしてドライバーの平均飛距離300ヤードにするのが課題の1つだ。
長男がプロを目指すことに伊澤は「嬉しさ半分ですね。日本ツアーは僕らの頃とは違って試合数も減っていますしね、あまり勧めてはいませんでした。でも本人が選んだ道だから一生懸命やってもらいたい。今回もいい経験になったでしょうね。僕もシニアでもうちょっと勝たないといけないよね」。息子に背中を見せ続けるためにも主戦場のシニアツアーで勝ち星を増やす決意もある。
尾崎将司、杉原輝雄、中嶋常幸といったレジェンド選手は、“2世プロゴルファー”を送り出してきた。伊澤2世も楽しみな存在である。ちなみに、丈一郎は高校1年生の頃、博多を歩いていて大手芸能事務所にスカウトされ、その道を考えたこともあるという。ゴルフとともにその甘いマスクにも注目したい。
伊澤の全盛期は「キング・オブ・スイング」と称された。丈一郎は「自分のスイングは無駄な動きが多くて、自分では好きではありませんし、父と似ているとは思わないですね」というが、インパクトからフォロースルーにかけては父の遺伝子を感じる。ラウンド中のちょっとしたしぐさも伊澤利光を彷彿とさせる。現在のベストスコアは「67」。「まだまだですよ。大学4年間でしっかり体を作って、スイングも固めて、4年生になってプロテストを受けようと思っています」。身長169センチ、体重64キロとまだ細身の印象だが、体重を増やしてドライバーの平均飛距離300ヤードにするのが課題の1つだ。
長男がプロを目指すことに伊澤は「嬉しさ半分ですね。日本ツアーは僕らの頃とは違って試合数も減っていますしね、あまり勧めてはいませんでした。でも本人が選んだ道だから一生懸命やってもらいたい。今回もいい経験になったでしょうね。僕もシニアでもうちょっと勝たないといけないよね」。息子に背中を見せ続けるためにも主戦場のシニアツアーで勝ち星を増やす決意もある。
尾崎将司、杉原輝雄、中嶋常幸といったレジェンド選手は、“2世プロゴルファー”を送り出してきた。伊澤2世も楽しみな存在である。ちなみに、丈一郎は高校1年生の頃、博多を歩いていて大手芸能事務所にスカウトされ、その道を考えたこともあるという。ゴルフとともにその甘いマスクにも注目したい。