さて、ジュニアたちはどう受け止めているのだろう。2019年に開催された第1回大会でも『VISION54』のレッスン会は開催された。そのときにも出席をした森愉生(もり・ゆい、岡山理科大附属高2年)に話を聞いた。
「中学3年のときに第1回大会に出て、『VISION54』のお話を聞きました。“打ったショットが悪かったとき、悪かったところをその場に置いて前に進むこと”を教えていただきました。その後、気持ちが切り替えられるようになったと思います。でも、悪かったことをその場に置いて前に進むことは分かったのですが、それがうまくいかず、諦めてしまうことがあるんです。そのときにどうすればいいのかを今回は学んできたいと思います」と、自分なりの成長と課題を持って今大会に臨んでいた。森は今年の緑の甲子園(全国高等学校ゴルフ選手権)で高校女子個人2位の結果を出しており、19年大会で宮里から学んだことが大きく、自分を成長させてくれたとも実感していた。
宮里のこの成長支援の試みが、ジュニアたちの成長を促しているのは確かだ。「私としても大会を続けていくことで、ジュニアの皆さんの成長を確認できることがとてもうれしいです。出場してくれた選手たちには感謝でいっぱいです」と、宮里は笑顔で話す。そして「今日、話したことをどう感じてくれたのか。明日のプレーが楽しみです」と続けた。
明日の大会最終日もまた、座学の時間が設けられている。
「中学3年のときに第1回大会に出て、『VISION54』のお話を聞きました。“打ったショットが悪かったとき、悪かったところをその場に置いて前に進むこと”を教えていただきました。その後、気持ちが切り替えられるようになったと思います。でも、悪かったことをその場に置いて前に進むことは分かったのですが、それがうまくいかず、諦めてしまうことがあるんです。そのときにどうすればいいのかを今回は学んできたいと思います」と、自分なりの成長と課題を持って今大会に臨んでいた。森は今年の緑の甲子園(全国高等学校ゴルフ選手権)で高校女子個人2位の結果を出しており、19年大会で宮里から学んだことが大きく、自分を成長させてくれたとも実感していた。
宮里のこの成長支援の試みが、ジュニアたちの成長を促しているのは確かだ。「私としても大会を続けていくことで、ジュニアの皆さんの成長を確認できることがとてもうれしいです。出場してくれた選手たちには感謝でいっぱいです」と、宮里は笑顔で話す。そして「今日、話したことをどう感じてくれたのか。明日のプレーが楽しみです」と続けた。
明日の大会最終日もまた、座学の時間が設けられている。