プレーオフ2ホール目。「セーフティにいくならフェアウェイ左サイド。攻めるなら右サイド」という18番。「勝負を決める」と少し曲げると、林に入りやすいフェアウェイ右サイドを狙ってフェアウェイをキャッチ。酒井は右ルートを狙ったが、曲げて2オンを狙えない位置にいってしまった。残り225ヤードの2打目を22度のユーティリティで手前7メートルにつけて、2パットのバーディで勝負を決めた。プレーオフを見守ったコース関係者から拍手喝采。両手を挙げて喜びを見せた。
角田は、大学時代は箱根駅伝の出場を目指すなど陸上競技を行っていた。本格的にクラブを握り始めたのは23歳の頃。トーナメントプロを目指していたが、30歳でティーチングプロの資格を取得してレッスンを開始。3年ほど競技には出ずにレッスンを行っていたが、夢をあきらめきれずに、2014年、35歳でトーナメントプレーヤーのプロテストを受験して一発合格を果たしている。
ツアーの出場権を得るためのQTに挑戦はするものの、資格の取得には至っていない。週6回のレッスン活動が中心だが、ツアーへの夢は持ち続けている。過去にレギュラーツアーには「ダンロップ・スリクソン福島オープン」に2度出場経験があるが、予選通過はなし。「ティーチングプロ選手権に優勝して、日本プロに出るのが目標でした。今から準備をしたいと思います」と地元優勝、国内メジャー出場と二重の喜びがある。
悲願の優勝でもすぐに祝杯を挙げるわけにはいかない。「今日も18時からレッスンの予定が入ってて、生徒が10人ぐらい待っているんです」。コースを後にしたのは17時30分ごろ。汗も流さず待っている生徒のところへと向かった。
角田は、大学時代は箱根駅伝の出場を目指すなど陸上競技を行っていた。本格的にクラブを握り始めたのは23歳の頃。トーナメントプロを目指していたが、30歳でティーチングプロの資格を取得してレッスンを開始。3年ほど競技には出ずにレッスンを行っていたが、夢をあきらめきれずに、2014年、35歳でトーナメントプレーヤーのプロテストを受験して一発合格を果たしている。
ツアーの出場権を得るためのQTに挑戦はするものの、資格の取得には至っていない。週6回のレッスン活動が中心だが、ツアーへの夢は持ち続けている。過去にレギュラーツアーには「ダンロップ・スリクソン福島オープン」に2度出場経験があるが、予選通過はなし。「ティーチングプロ選手権に優勝して、日本プロに出るのが目標でした。今から準備をしたいと思います」と地元優勝、国内メジャー出場と二重の喜びがある。
悲願の優勝でもすぐに祝杯を挙げるわけにはいかない。「今日も18時からレッスンの予定が入ってて、生徒が10人ぐらい待っているんです」。コースを後にしたのは17時30分ごろ。汗も流さず待っている生徒のところへと向かった。