もちろんスイングも違う。「ドラコンのときは、腕を大きく使ってバックスイングも深く回します。ラウンドの時は、バックスイングで右ヒジをたたむなど小さく使いたい」。ドラコン時のヘッドスピードは64m/sほどだが、ラウンドになると55〜56m/sに落としている。それでもキャリーで300ヤードは飛ばせるので、かなりの武器ではある。
競技に慣れてきて、今年の関西の二次予選会ではトップ通過を果たすなど、結果も出てきている。それでも「大事に行こうとしすぎてしまうんですよね。もっと大胆に、いつもやっているみたいなゴルフをやればいいんでしょうけど」。競技の難しさを実感している。今大会では、「1打1打大事に、最後まであきらめない」をテーマとした。初日はアンラッキーも重なって「80」だったが、あきらめずにできた。最終日は15ホールまでパープレーで回っていたが、16ホール目で3パットをして「気持ちが切れてしまいました」と、上がり3連続ボギーを悔やんだ。
「これも勉強かなって思うんです」。最近競技に出るようになったのは、目標があるからだ。「50歳になってシニアツアーに挑戦したいです」。PGAの会員であれば、50歳を過ぎればPGA主催のシニアツアーに参戦することも可能だ。「日本でも世界でもツアープロからドラコンプロになる人はいますが、ドラコンからツアープロになった人はいません。そのモチベーションだけです。今でも話にはなりませんが、権利があるので狙いたい」。
日本では小達敏昭のようにツアーで活躍したあとドラコンに参戦するケースもあるが、逆はない。南出が目指すのはドラコンプロとツアープロの二刀流だ。競技という独特の雰囲気の中でスコアを作るには場数が必要なので、競技経験を増やしている。「今はどっちもあかんのでゼロ刀流ですよ」。43歳の南出は笑って話したが、7年後をしっかり見据えている。
競技に慣れてきて、今年の関西の二次予選会ではトップ通過を果たすなど、結果も出てきている。それでも「大事に行こうとしすぎてしまうんですよね。もっと大胆に、いつもやっているみたいなゴルフをやればいいんでしょうけど」。競技の難しさを実感している。今大会では、「1打1打大事に、最後まであきらめない」をテーマとした。初日はアンラッキーも重なって「80」だったが、あきらめずにできた。最終日は15ホールまでパープレーで回っていたが、16ホール目で3パットをして「気持ちが切れてしまいました」と、上がり3連続ボギーを悔やんだ。
「これも勉強かなって思うんです」。最近競技に出るようになったのは、目標があるからだ。「50歳になってシニアツアーに挑戦したいです」。PGAの会員であれば、50歳を過ぎればPGA主催のシニアツアーに参戦することも可能だ。「日本でも世界でもツアープロからドラコンプロになる人はいますが、ドラコンからツアープロになった人はいません。そのモチベーションだけです。今でも話にはなりませんが、権利があるので狙いたい」。
日本では小達敏昭のようにツアーで活躍したあとドラコンに参戦するケースもあるが、逆はない。南出が目指すのはドラコンプロとツアープロの二刀流だ。競技という独特の雰囲気の中でスコアを作るには場数が必要なので、競技経験を増やしている。「今はどっちもあかんのでゼロ刀流ですよ」。43歳の南出は笑って話したが、7年後をしっかり見据えている。