特に「ドライバーがよくない」という山口。明日までに修正をして「気持ちよく振っていけるようにしたい」と語り、「これまでの3日間はまったくいいところはなかった」と振り返った。プレッシャーを感じているのにそれに気づいていないうちは、スイングは乱れるばかりだ。自分がプレッシャーを感じているのだということが分かれば、対処する方法はあるはず。

米女子ツアーでの厳しい戦いの中で積み重ねてきた経験を生かし切ることができるか。最終ラウンドを大きな見せ場にすることができるかどうか。もう後には引けない。突き進むのみ。明日は背水の陣の心境で臨むことになるだろう。

山口はすでにツアー複数回優勝を挙げている古江彩佳や西村優菜ら同い年の活躍が大きな刺激となって、プロテスト受験を決意したという。古江や西村のようなビッグスコアでの大まくりに期待したい。