練習日は月曜、火曜の2日間。灼熱のドバイは、スタートする前にすでに汗だく。各国の選手は体力温存のためにほどほどでラウンドを切り上げる中、日本人選手たちは連日18ホールずつをラウンド。「17、18番を疲れた状態でまわってみないと、終盤の練習ができないと思って」と中島。後ろには数組いたはずだが、気がつけば“最終組”。コース整備スタッフに追い立てられるように、日没ギリギリで18番グリーンに上がってきた。
コースを出ると、選手たちが向かうのはホテル内のプール施設。ここでクールダウンすると、19時頃にレストランで食事をとって解散、というのが自然な流れになっている。コースとホテルの往復で終わる日々も、こういう時間でオンオフを切り替えているように見えた。「なんとなく、連絡をとってみんな一緒、にとなりますね」(杉浦)。「日本代表として試合に出ているので、団体行動でいいと思う。集まるのは好きなので」(中島)。米国で生活する欧陽も、「はじめて日本のためにプレーする。日本代表として出場できることがうれしいです」と、チームジャパン入りを楽しみにしていた。
ドバイでの共同生活を楽しみつつ、2日目を終えて4人がトップ10入り。30位タイにいた森山は、「日本人で出たかった子がほかにもいるのに、僕が予選落ちて“なんだ”と思われないよう。国旗を背負って大きい大会に出るのは初めてなので、頑張りたい」とここからもっと上を目指す。試合が始まれば個々の戦い。それでも、仲間がいるから頑張れる。お互いの存在が、より力を引き出してくれるのかもしれない。(文・谷口愛純)
コースを出ると、選手たちが向かうのはホテル内のプール施設。ここでクールダウンすると、19時頃にレストランで食事をとって解散、というのが自然な流れになっている。コースとホテルの往復で終わる日々も、こういう時間でオンオフを切り替えているように見えた。「なんとなく、連絡をとってみんな一緒、にとなりますね」(杉浦)。「日本代表として試合に出ているので、団体行動でいいと思う。集まるのは好きなので」(中島)。米国で生活する欧陽も、「はじめて日本のためにプレーする。日本代表として出場できることがうれしいです」と、チームジャパン入りを楽しみにしていた。
ドバイでの共同生活を楽しみつつ、2日目を終えて4人がトップ10入り。30位タイにいた森山は、「日本人で出たかった子がほかにもいるのに、僕が予選落ちて“なんだ”と思われないよう。国旗を背負って大きい大会に出るのは初めてなので、頑張りたい」とここからもっと上を目指す。試合が始まれば個々の戦い。それでも、仲間がいるから頑張れる。お互いの存在が、より力を引き出してくれるのかもしれない。(文・谷口愛純)