<JLPGA最終プロテスト 最終日◇5日◇城陽カントリー倶楽部 東コース(京都府)◇6400ヤード・パー72>
最終プロテストに進むこと7回目。丹萌乃がついに合格の瞬間を迎えた。岡山県作陽高校を卒業したその年からプロテストに挑戦し続けてきたが、ようやくプロゴルファーとしてのスタートラインに立った。
合格おめでとう! “ルーキー”たちの顔と名前をチェック【写真】
これまでのプロテスト挑戦はすべて最終まで進出。ところが、合格まで1打及ばず涙をのんだのが2回。一度は3日目で足きりにあい、最終日に進めずに悔し涙を流した。苦節6年、ついに手にしたプロゴルファーの肩書きは、涙の味だった。
合格直後は両親へ報告した。父は会場に来ていたが、母には電話で朗報を伝えた。電話の向こうで母は涙。それを聞いた丹も「号泣しました」と、親子にとっての念願だったプロテスト合格を心から喜んだ。
覚悟の受験だった。今年ダメだったらもうダメかもしれない。そんな思いが脳裏をよぎった。「(静ヒルズ)も今回の城陽も好きなコース。今年通れないと、もう通れないと思った」。2018年、19年は単年登録選手として、ファイナルQTの結果によりレギュラーツアーへも参戦。ところが、結果が出ずに再びQTから挑戦と思ったところに、JLPGAはこの単年制度の廃止を決定した。プロテストに合格しなければ、試合に出られないという状況に追い込まれた。
最終プロテストに進むこと7回目。丹萌乃がついに合格の瞬間を迎えた。岡山県作陽高校を卒業したその年からプロテストに挑戦し続けてきたが、ようやくプロゴルファーとしてのスタートラインに立った。
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これまでのプロテスト挑戦はすべて最終まで進出。ところが、合格まで1打及ばず涙をのんだのが2回。一度は3日目で足きりにあい、最終日に進めずに悔し涙を流した。苦節6年、ついに手にしたプロゴルファーの肩書きは、涙の味だった。
合格直後は両親へ報告した。父は会場に来ていたが、母には電話で朗報を伝えた。電話の向こうで母は涙。それを聞いた丹も「号泣しました」と、親子にとっての念願だったプロテスト合格を心から喜んだ。
覚悟の受験だった。今年ダメだったらもうダメかもしれない。そんな思いが脳裏をよぎった。「(静ヒルズ)も今回の城陽も好きなコース。今年通れないと、もう通れないと思った」。2018年、19年は単年登録選手として、ファイナルQTの結果によりレギュラーツアーへも参戦。ところが、結果が出ずに再びQTから挑戦と思ったところに、JLPGAはこの単年制度の廃止を決定した。プロテストに合格しなければ、試合に出られないという状況に追い込まれた。