<JLPGAクォリファイングトーナメント 最終ステージ 初日◇30日◇葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース (静岡県)◇6412ヤード・パー72>
きょう30日から、来季シード権を持たない選手が、その出場権を争う最終QTが始まった。期間は12月3日までの4日間で、第1ステージ突破者と、昨季のシード選手ら96人が参加する。その動向に注目が集まるが、その前に選手生活に大きな影響を及ぼすこの『QT』という制度って何?
西村優菜も、西郷真央も、山下未夢有もQTから羽ばたいた!【前回フォト】
名前はクォリファイングトーナメント(Qualifying Tournament)の頭文字を取った呼称で、いわゆる『予選会』を意味する。今季のレギュラーツアー賞金ランキング、もしくはメルセデス・ランキングで50位以内に入るとシード選手として、来年1年間のフル出場権が確定。同じく51〜55位までの選手は、“準シード”のような形で来年の第1回リランキング(前半戦)までの出場権が付与される。そしてQTは、そこに入れなかった選手が参加している。
今回の最終順位に応じて、1位通過はQT1位、2位はQT2位というように選手には『QTランキング』が与えられる。4日間72ホールのストローク方式で、同じスコアで並んだ場合は(1)最終Rのスコア、(2)第3Rのスコア、(3)第2Rのスコア、(4)最終Rの18ホールからのカウントバック――の順番でQTランクが決定する。つまり“●位タイ”という概念はなく、すべての選手にランクが与えられる。では、このランキングはどう来季の出場試合に影響するのか?
各大会には96〜144人の出場枠が設けられており、賞金もしくはメルセデス・ランキング50位までの選手の分は、日本女子オープンなど一部の試合を除き、枠が確保されている(永久シード、メジャー優勝によるシードも同様)。同55位までの選手についても、前半戦に関してはシード選手同様となっている。これにプラスして、大会ごとに主催者推薦枠(今季は0〜24枠)があり、残った枠をQTランク順の上から選手に割り当てるイメージだ。
きょう30日から、来季シード権を持たない選手が、その出場権を争う最終QTが始まった。期間は12月3日までの4日間で、第1ステージ突破者と、昨季のシード選手ら96人が参加する。その動向に注目が集まるが、その前に選手生活に大きな影響を及ぼすこの『QT』という制度って何?
西村優菜も、西郷真央も、山下未夢有もQTから羽ばたいた!【前回フォト】
名前はクォリファイングトーナメント(Qualifying Tournament)の頭文字を取った呼称で、いわゆる『予選会』を意味する。今季のレギュラーツアー賞金ランキング、もしくはメルセデス・ランキングで50位以内に入るとシード選手として、来年1年間のフル出場権が確定。同じく51〜55位までの選手は、“準シード”のような形で来年の第1回リランキング(前半戦)までの出場権が付与される。そしてQTは、そこに入れなかった選手が参加している。
今回の最終順位に応じて、1位通過はQT1位、2位はQT2位というように選手には『QTランキング』が与えられる。4日間72ホールのストローク方式で、同じスコアで並んだ場合は(1)最終Rのスコア、(2)第3Rのスコア、(3)第2Rのスコア、(4)最終Rの18ホールからのカウントバック――の順番でQTランクが決定する。つまり“●位タイ”という概念はなく、すべての選手にランクが与えられる。では、このランキングはどう来季の出場試合に影響するのか?
各大会には96〜144人の出場枠が設けられており、賞金もしくはメルセデス・ランキング50位までの選手の分は、日本女子オープンなど一部の試合を除き、枠が確保されている(永久シード、メジャー優勝によるシードも同様)。同55位までの選手についても、前半戦に関してはシード選手同様となっている。これにプラスして、大会ごとに主催者推薦枠(今季は0〜24枠)があり、残った枠をQTランク順の上から選手に割り当てるイメージだ。