2日目を終えて順位こそ上がったが72位タイ。「予選カットが見えていた。予想では毎日アンダーを出してと意気込んでいた。(プレッシャーは)めっちゃありました」。窮地に追い込まれながら迎えた“ムービングデー”の3日目。「あとは上に行くだけ」と渋野は反撃に出た。
■“ムービングデー”でベストスコア、そして最終Rへ
1番でボギーを叩き「スタートでこけてしまった」と暗雲が立ちこめたが、3番のバーディで戻すと、8番からの11ホールで圧巻の6バーディ。この日のベストスコアタイをマークした。「リベンジをしたかった」とスイッチが入り、順位も一気に上がり25位タイ。「自分の打ち出したい方向に打ち出せる回数が増えてきた」と、不安部分を消して攻勢に転じた。
「ドキドキに勝てたと思います」とジャンプアップした自分を褒めた。当初の見込みが狂い、それこそ1日のミスも許されない状況に追い込まれ、予選敗退という危機に直面しながらも踏ん張った。「振っても曲がる感触がなかった」とティショットの飛距離、方向性ともにグングン上昇。加えてミドルレンジのパッティング決まり、「長いのが入るとノッて行きやすい」と渋野らしさがようやく出た1日だった。
4日目も攻めの姿勢を崩さず、出だしからピンにつけるバーディを奪う。そして4番でもバーディパットを沈めたが、続くパー5でピンチが訪れる。ティショットは右のラフにつかまったが、ボールが浮くライで、グリーン手前には池が口をひらく状況。するとフロントエッジまで206ヤードのセカンドは池を越えることなく、さらにドロップした4打目も寄らず。追い打ちをかけるかのように3パットのダブルボギーを叩き、流れを切ってしまった。
「狙っていく必要はなかった。Qスクールでやることではない。そらそうだよな(笑)」。終了後は反省の弁ももれる。攻めと守りの切り替えができなかったことを悔やんだ。終わってみればこの日も5バーディを奪って上位進出が見える位置で終えたが、前半4日間ではプレッシャーとの戦いを経験し、攻守の切り替えポイントを学んだ。8日間の戦いは未経験。試行錯誤の予選4日間で得たものは大きかった。
■“ムービングデー”でベストスコア、そして最終Rへ
1番でボギーを叩き「スタートでこけてしまった」と暗雲が立ちこめたが、3番のバーディで戻すと、8番からの11ホールで圧巻の6バーディ。この日のベストスコアタイをマークした。「リベンジをしたかった」とスイッチが入り、順位も一気に上がり25位タイ。「自分の打ち出したい方向に打ち出せる回数が増えてきた」と、不安部分を消して攻勢に転じた。
「ドキドキに勝てたと思います」とジャンプアップした自分を褒めた。当初の見込みが狂い、それこそ1日のミスも許されない状況に追い込まれ、予選敗退という危機に直面しながらも踏ん張った。「振っても曲がる感触がなかった」とティショットの飛距離、方向性ともにグングン上昇。加えてミドルレンジのパッティング決まり、「長いのが入るとノッて行きやすい」と渋野らしさがようやく出た1日だった。
4日目も攻めの姿勢を崩さず、出だしからピンにつけるバーディを奪う。そして4番でもバーディパットを沈めたが、続くパー5でピンチが訪れる。ティショットは右のラフにつかまったが、ボールが浮くライで、グリーン手前には池が口をひらく状況。するとフロントエッジまで206ヤードのセカンドは池を越えることなく、さらにドロップした4打目も寄らず。追い打ちをかけるかのように3パットのダブルボギーを叩き、流れを切ってしまった。
「狙っていく必要はなかった。Qスクールでやることではない。そらそうだよな(笑)」。終了後は反省の弁ももれる。攻めと守りの切り替えができなかったことを悔やんだ。終わってみればこの日も5バーディを奪って上位進出が見える位置で終えたが、前半4日間ではプレッシャーとの戦いを経験し、攻守の切り替えポイントを学んだ。8日間の戦いは未経験。試行錯誤の予選4日間で得たものは大きかった。