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プロになれなかったらダメなのか? オーストラリア人コーチが教える「おもいやり」の意味【ジュニアレッスン最前線】

プロになれなかったらダメなのか? オーストラリア人コーチが教える「おもいやり」の意味【ジュニアレッスン最前線】

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2022年2月26日 16時30分

「トモヨ(池村)が入ってきたときは10歳でしたが、今まで見たなかで最も上手い10歳。それこそ“天才”です。ダイジロウ(出水田)はドライバーとロングアイアンが上手なショットメーカー。2人とも『この子はちょっと違うな』という感じでした。

ただし現実的には、プロになったりトッププロとして活躍できる選手は、ほんのひと握りしかいません。プロゴルファーだけじゃなくて、キャディマスターやグリーンキーパーなどコースのスタッフ、プロキャディ、メーカーなど、ゴルフに関わる他の仕事で活躍する人生も素晴らしいと思います。

ゴルフとは関係がない会社に勤めても、ゴルフが上手ならネットワークが広がってビジネスチャンスにつながるかもしれません。ゴルフを通じて良好なマナーとコミュニケーションを身につければ、世界がもっと広がるのでは。良いゴルファーであり、良い性格の人間になる。そういうバランスが大事だと思っています。『プロにならなきゃダメ』という考え方は、ちょっと視野が狭いのではないでしょうか」

ゴルフは個人競技ゆえに、自己チューでわがままな人間が育つと思われがちではないだろうか。しかし、その日のラウンドがスムーズに速やかに進行するには、前後の組の進み具合を視野に入れながら、同伴競技者への配慮と連携プレーが必要とされる。その実、団体競技で求められる要素を学べるスポーツでもあるのだ。

自分のスコアをひたすら追求する“ベストゴルファー”を志す道もアリかもしれないが、周りの人たちを思いやりながら心地よくプレーできる“グッドゴルファー”を目指すことが、ひとりの人間として心身ともに健全な成長につながるのでは?(取材・文/新井田聡)

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