若手の飛距離が伸びていることは年々肌で感じているが、昨年のAbemaTVツアー「LANDIC CHALLENGE 8 2021」で19歳の久常涼と3日間同組で顕著になった。久常は昨年プロデビューしたばかりだが、平均で300ヤードを超える飛距離が武器。昨年のAbemaTVで年間3勝を挙げてレギュラーツアーの出場権を手にすると、10月からのわずか7試合で今季のシード権も手にした逸材である。その久常に「毎ホール50〜70ヤード離されていた」。
ただ、飛距離の差は見せつけられたが、3日間終わってみれば久常は6アンダー(6位タイ)、横尾は4アンダー(11位タイ)で「スコアはあんまり変わらなかった」と手応えを感じた部分もある。「いかにユーティリティとかでチャンスにつけて、あとは自分の持ち味、グリーン回りとパットを生かすかが大切ですよね」。
シード権を落とした14年頃は、周囲との飛距離の差を感じて「僕も飛ばそうとしてリキみがすごかった。ボールをコントロールしていないんだから、そりゃどっかに行っちゃうよ。どちらかというと、コントロールしてゴルフをやってきたタイプだから」。当時は横尾自身も飛ばそうとしてショットが乱れていた。今は考え方が変わったことで「ここ2年はいいゴルフができています。Abemaに出ても予選通っているし」と、横尾らしいゴルフを取り戻している。シニアデビューに向けて残り2日で真価を発揮する。(文・小高拓)
ただ、飛距離の差は見せつけられたが、3日間終わってみれば久常は6アンダー(6位タイ)、横尾は4アンダー(11位タイ)で「スコアはあんまり変わらなかった」と手応えを感じた部分もある。「いかにユーティリティとかでチャンスにつけて、あとは自分の持ち味、グリーン回りとパットを生かすかが大切ですよね」。
シード権を落とした14年頃は、周囲との飛距離の差を感じて「僕も飛ばそうとしてリキみがすごかった。ボールをコントロールしていないんだから、そりゃどっかに行っちゃうよ。どちらかというと、コントロールしてゴルフをやってきたタイプだから」。当時は横尾自身も飛ばそうとしてショットが乱れていた。今は考え方が変わったことで「ここ2年はいいゴルフができています。Abemaに出ても予選通っているし」と、横尾らしいゴルフを取り戻している。シニアデビューに向けて残り2日で真価を発揮する。(文・小高拓)