ペアどちらかのボールを選択して、その位置から次打を打っていくスクランブル方式で行われた今大会での結果は、4アンダーで15位タイだった。悔しい結果には違いないのだが、試合を存分に楽しんだ久保親娘は「いい時間を過ごせました。次は優勝を狙います」と笑顔で話した。
久保親娘ペアの課題は「今日は1メートルもないパットを外して流れが止まってしまいました。チームプレーといっても、個々の力がないとチーム力に発展しません。それは野球と一緒。僕のレベルがもう少し上がらないと、バーディにつながらない」と、父・康生氏は分析する。すると娘・啓子が「負担じゃないですよ。私のボールを選択したティショットは18ホール中3回だけでした」と笑顔で返した。曲がらずに飛んでゆく父のドライバーショットは絶品なのだという。
今大会のペアマッチという競技を通して、久保親娘の距離が縮まったのではないかと感じた。出場する者はもちろん、見る者も楽しめる大会である。今大会は日本初の新しい試みであり静かに行われたが、今後大いに発展してギャラリー観戦や中継放送なども行うようになれば、ゴルフの魅力を多くの人に伝えられるはず。出場した選手たちのラウンド後の笑顔が、それを物語っていた。(取材・文/河合昌浩)
久保親娘ペアの課題は「今日は1メートルもないパットを外して流れが止まってしまいました。チームプレーといっても、個々の力がないとチーム力に発展しません。それは野球と一緒。僕のレベルがもう少し上がらないと、バーディにつながらない」と、父・康生氏は分析する。すると娘・啓子が「負担じゃないですよ。私のボールを選択したティショットは18ホール中3回だけでした」と笑顔で返した。曲がらずに飛んでゆく父のドライバーショットは絶品なのだという。
今大会のペアマッチという競技を通して、久保親娘の距離が縮まったのではないかと感じた。出場する者はもちろん、見る者も楽しめる大会である。今大会は日本初の新しい試みであり静かに行われたが、今後大いに発展してギャラリー観戦や中継放送なども行うようになれば、ゴルフの魅力を多くの人に伝えられるはず。出場した選手たちのラウンド後の笑顔が、それを物語っていた。(取材・文/河合昌浩)