「昔はよく『重いモノを振ると飛ばせる』と言われましたが、それは違います。重いモノを振ると、ゆっくりした遅いスイングを作ることに。それでは飛びません。重いモノを振るなら、鏡の前でフォームをチェックするときがいいでしょう。
そういう意味でも、ジュニアゴルファーのクラブ選びはとても大事。昔のように、お父さんが使っていた“お下がり”の重たいクラブをカットして使い“遅いスイング”を覚えてしまうと飛びません。特にジュニアは、その子の体力に応じて軽いモノを“シュッ”と(スピーディに)振って、体にスピード感を覚えさせるほうが飛ばせるでしょう。それにはこういうリボンがいいし、子どもたちでも速いスピードで振れます」
現在の米国男子ツアーでは、フィジカルに長けた“モンスター”たちの多くが、60グラム台という従来からすると軽めのシャフトを振りちぎって、300ヤードをゆうに超えるビッグドライブを放っている。もはや“軽・硬”のシャフトがトレンドと言っていい。
かつてはドライバーにもスチールシャフトが挿さっていて、今のように軽いクラブはなかったし、ジュニア用のクラブも希少だった。しかし、ジュニア用やレディス用のクラブが充実してきた昨今、軽くても高性能のクラブができるようになった。我が子にゴルフをさせるなら、明らかにオーバースペックな大人用のクラブではなく、軽いクラブを使わせてあげると、スイングだけでなく上達もスピーディになるかもしれない。(取材・文/新井田聡)
そういう意味でも、ジュニアゴルファーのクラブ選びはとても大事。昔のように、お父さんが使っていた“お下がり”の重たいクラブをカットして使い“遅いスイング”を覚えてしまうと飛びません。特にジュニアは、その子の体力に応じて軽いモノを“シュッ”と(スピーディに)振って、体にスピード感を覚えさせるほうが飛ばせるでしょう。それにはこういうリボンがいいし、子どもたちでも速いスピードで振れます」
現在の米国男子ツアーでは、フィジカルに長けた“モンスター”たちの多くが、60グラム台という従来からすると軽めのシャフトを振りちぎって、300ヤードをゆうに超えるビッグドライブを放っている。もはや“軽・硬”のシャフトがトレンドと言っていい。
かつてはドライバーにもスチールシャフトが挿さっていて、今のように軽いクラブはなかったし、ジュニア用のクラブも希少だった。しかし、ジュニア用やレディス用のクラブが充実してきた昨今、軽くても高性能のクラブができるようになった。我が子にゴルフをさせるなら、明らかにオーバースペックな大人用のクラブではなく、軽いクラブを使わせてあげると、スイングだけでなく上達もスピーディになるかもしれない。(取材・文/新井田聡)