＜九州サーキット　第18回北九州オープンゴルフトーナメント　初日◇19日◇小倉カンツリー倶楽部（福岡県）◇6888ヤード・パー72＞

国内男子のツアー外競技「北九州オープン」の初日が行われ、ツアー通算2勝で選手会副会長の堀川未来夢が1イーグル・4バーディ・1ボギー「67」をマークして、首位と3打差の5アンダー・3位タイスタートを切った。

こちらは長尺パターがハマった宮里優作【写真】

今大会初出場の堀川は、前日のプロアマでコースをチェックする予定だった。しかし、激しい雨のため、堀川の組をはじめ3グループは屋根付き練習場でのレッスン会に切り替わった。「ラウンドとは違い、みっちりレッスンを受けてもらえたと思います。いい試みだと思いました」とツアー競技にはない“代替プロアマ”を行った。そのため事前のラウンドはなく、ぶっつけ本番となった。

「ティショットの落としどころが狭いと聞いていたので、3番ウッドや5番ウッドを使って見えるところに置きました」と、ドライバーの使用回数を減らすマネジメントを選択。3番パー5でのイーグルを始め、前半だけで6つスコアを伸ばした。「あと2ホールはバーディチャンスでした。ショットは冴えていましたね」。ショットには好感触を得た。

雨風が強くなった後半は14番パー3でボギーと1つスコアを落としてしまったが、“今年初優勝”に向けては好位置。しかし、2日間競技の最終日に向けて「ポジティブなことは言えない」と表情は明るくない。