「自分を見失わないように」 “オーガスタ”に挑む六車日那乃がおっとり口調で示すブレない信念
「自分を見失わないように」 “オーガスタ”に挑む六車日那乃がおっとり口調で示すブレない信念
所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya
配信日時:配信日時: 2022年3月25日 03時10分
もちろん上位で戦いたいという気持ちは抱いている。ただそれ以上に、今の六車は自分のゴルフを貫くという思いが強い。「継続してきたことが、大きな大会でも発揮できたら自信になります。それが目標です」。昨年は、同じ時期にナショナルチームでも一緒にプレーした1学年下の梶谷翼が2代目の女王に輝いた。「翼ちゃんが優勝したので自分たちにも可能性はあると思います」。1年前のできごとは刺激だけでなく、支えにもなる。
「(招待状が来た時)私が開けようと思ったのに、お父さんが先に開けちゃって…。自分で開けたかったですね」。ニコニコしながら、おっとりとした語り口は終始変わらない。のほほんとした印象も与えるが、しっかりとブレない芯も持ち合わせる。「100%の準備をして試合に臨んで優勝できたら一番ですけど、自分が納得いくプレーをしたい」。最後に、そんな思いを繰り返した。真に戦うべき相手は自分。近隣コースで行われる予選ラウンドを通過した先に待っている“聖地”と呼ばれる場所でも、マイペースに、持ち味を発揮してもらいたい。
■六車 日那乃(むぐるま・ひなの)
2002年4月23日、埼玉県出身、19歳。8歳でゴルフを始める。千葉・麗澤高在学時に、JGAが選出するナショナルチーム(日本代表)メンバーになるなどトップアマとして活躍。2019年「国民体育大会・個人の部」優勝などの実績を残す。プロトーナメントでも20年「NEC軽井沢72ゴルフ」でローアマチュア(34位タイ)などに輝いた。高校卒業後の昨年6月、11月のプロテストを受験するも合格はできず、今年3度目の挑戦で突破を目指す。日本ウェルネススポーツ大在学中。得意クラブはパター。ドライバー平均飛距離は230ヤード。154センチ。
「(招待状が来た時)私が開けようと思ったのに、お父さんが先に開けちゃって…。自分で開けたかったですね」。ニコニコしながら、おっとりとした語り口は終始変わらない。のほほんとした印象も与えるが、しっかりとブレない芯も持ち合わせる。「100%の準備をして試合に臨んで優勝できたら一番ですけど、自分が納得いくプレーをしたい」。最後に、そんな思いを繰り返した。真に戦うべき相手は自分。近隣コースで行われる予選ラウンドを通過した先に待っている“聖地”と呼ばれる場所でも、マイペースに、持ち味を発揮してもらいたい。
■六車 日那乃(むぐるま・ひなの)
2002年4月23日、埼玉県出身、19歳。8歳でゴルフを始める。千葉・麗澤高在学時に、JGAが選出するナショナルチーム(日本代表)メンバーになるなどトップアマとして活躍。2019年「国民体育大会・個人の部」優勝などの実績を残す。プロトーナメントでも20年「NEC軽井沢72ゴルフ」でローアマチュア(34位タイ)などに輝いた。高校卒業後の昨年6月、11月のプロテストを受験するも合格はできず、今年3度目の挑戦で突破を目指す。日本ウェルネススポーツ大在学中。得意クラブはパター。ドライバー平均飛距離は230ヤード。154センチ。
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