国内男子ツアーの開幕を2週間後に控え、プロ野球でいえばオープン戦を行う時期。合宿だけでなく、“実戦の場”を設けることは選手にもプラスになる。期間中、宮崎で合宿を行っていた市原は「練習だけでは分からないことがあります。スイングにしろ、新しいクラブにしろ。試合の緊張感の中では力も入りますし、その場で判断できますので」。市原もシーズンインに向けて新しいクラブのテストを重ねていたが、実戦の場を通し、再調整のポイントを確認できた。「ツアーの開幕戦でいきなり実戦投入になると恐る恐る振ることになるので、こういう機会は本当にありがたいですね」と、この時期の試合を喜んだ。
■ゴルフのコンテンツで宮崎に人を呼ぶ 観光収入にも貢献する
赤平氏の狙いはプロのための実戦の場だけでなく、宮崎県への思いもある。「宮崎ではゴルフは観光事業と考えているところもあるので、ゴルフのコンテンツで人を呼ぶことで観光収入につながります。宮崎に一人でも多く来てもらいたいです」。今回はコロナ禍の影響から無観客で行われたが、来年以降は有観客の予定。宮崎県内外のギャラリーやツアー関係者も含めて、一人でも多く宮崎に来てもらうことが狙いの一つだ。その思いが届いたのか、第1回から宮崎県と宮崎市、宮崎市観光協会が後援に入り、優勝副賞として宮崎牛やマンゴーの提供を受けている。
ツアー外競技のメリットもある。昨年初シードを獲得した池上憲士郎は片山、手嶋多一組、昨年下部のABEMAツアーで賞金ランキング6位に入った飛ばし屋の坂本雄介は谷口、武藤俊憲組、今大会優勝したプロ3年目の木村太一は市原と塚田陽亮組など、経験豊富なベテランと若手を同組にし、若手プロ育成の側面を持たせた。また、選手インタビューはベテランの増田伸洋がホールアウト後にインタビュアーとなって選手の素顔を引きだすシーンもあった。
「ツアーの公式戦ではないので、好きなようにできるし、今までのゴルフ業界に縛られないスタイルでやっていきたいです。将来的には2日間、3日間と規模も大きくしていきたいですね。また、宮崎空港は韓国と台湾の直行便があります。日本と韓国、台湾の対抗戦も面白いですよね」。選手への実戦の場の提供、宮崎県への観光業のことを考えて、将来的には規模も大きくする構想を持っている。
■「P'MAS」(ピーマス)の名前の由来は人気アニメキャラ
■ゴルフのコンテンツで宮崎に人を呼ぶ 観光収入にも貢献する
赤平氏の狙いはプロのための実戦の場だけでなく、宮崎県への思いもある。「宮崎ではゴルフは観光事業と考えているところもあるので、ゴルフのコンテンツで人を呼ぶことで観光収入につながります。宮崎に一人でも多く来てもらいたいです」。今回はコロナ禍の影響から無観客で行われたが、来年以降は有観客の予定。宮崎県内外のギャラリーやツアー関係者も含めて、一人でも多く宮崎に来てもらうことが狙いの一つだ。その思いが届いたのか、第1回から宮崎県と宮崎市、宮崎市観光協会が後援に入り、優勝副賞として宮崎牛やマンゴーの提供を受けている。
ツアー外競技のメリットもある。昨年初シードを獲得した池上憲士郎は片山、手嶋多一組、昨年下部のABEMAツアーで賞金ランキング6位に入った飛ばし屋の坂本雄介は谷口、武藤俊憲組、今大会優勝したプロ3年目の木村太一は市原と塚田陽亮組など、経験豊富なベテランと若手を同組にし、若手プロ育成の側面を持たせた。また、選手インタビューはベテランの増田伸洋がホールアウト後にインタビュアーとなって選手の素顔を引きだすシーンもあった。
「ツアーの公式戦ではないので、好きなようにできるし、今までのゴルフ業界に縛られないスタイルでやっていきたいです。将来的には2日間、3日間と規模も大きくしていきたいですね。また、宮崎空港は韓国と台湾の直行便があります。日本と韓国、台湾の対抗戦も面白いですよね」。選手への実戦の場の提供、宮崎県への観光業のことを考えて、将来的には規模も大きくする構想を持っている。
■「P'MAS」(ピーマス)の名前の由来は人気アニメキャラ