例えば、私のホームコースである八王子CCの1番パー5はわずかに右ドッグしていて、左サイド狙いがセオリー。でも左にはOBがあるので、私は右サイドでもOKと考えています。ティショットを右のラフに入れても、3打目勝負と考えれば、2打目はショートアイアンなのでドキドキしません。ゴルフは『陣取り』ゲーム。両サイドがOBのパー4であれば、ティショットで狙う『陣地』は200ヤード手前でもいいと考えます。
グリーンを狙うときも同様です。日本のコースは受けグリーンが多いので、下りのパットが残るピン奥は避けたいエリア。ピンがセンター近くに切ってあるときは、ピンを扇の要として手前90度の範囲を『陣地』と考えます。もしピンが左右に振られていたら、ピンの真横のグリーンセンター付近より手前に『陣地』を設定します」
■陣地を外してしまったら、1ショット「謝る」
「陣地を決めて打っても、常にそこにボールが飛ぶわけではありません。私はラフやバンカーなどのトラブルに見舞われたら、70%以上成功の自信があればグリーンを狙い、それ以下の確率の場合はレイアップしています。陣地に打てなかったことに対して、1ショット『謝る』ことで、次の陣地を確実にキープするのです。
ティショットをミスしてボールは右のツマ先上がりのラフ。グリーン左は深い谷になっている場合、グリーンに乗る確率は数%ですから、1ショット『謝る』。グリーンを狙わずレイアップで、3打目にフルショットの距離を残すことを考えます。中途半端な距離を残すと、ドキドキしますからね。
仮にレイアップが成功したとしても、残り距離が番手のちょうど間というときもある。このケースも番手間の距離を残したことに対して、再び1ショット『謝る』のです。大きい番手で距離を落としたり、小さい番手で強振したりせず、どちらかの番手でフルショットします。それでナイスショットすれば、ピンの奥か手前、5ヤードにはつけられる。2回謝ってもパーパットが打てるチャンスは残ります」
グリーンを狙うときも同様です。日本のコースは受けグリーンが多いので、下りのパットが残るピン奥は避けたいエリア。ピンがセンター近くに切ってあるときは、ピンを扇の要として手前90度の範囲を『陣地』と考えます。もしピンが左右に振られていたら、ピンの真横のグリーンセンター付近より手前に『陣地』を設定します」
■陣地を外してしまったら、1ショット「謝る」
「陣地を決めて打っても、常にそこにボールが飛ぶわけではありません。私はラフやバンカーなどのトラブルに見舞われたら、70%以上成功の自信があればグリーンを狙い、それ以下の確率の場合はレイアップしています。陣地に打てなかったことに対して、1ショット『謝る』ことで、次の陣地を確実にキープするのです。
ティショットをミスしてボールは右のツマ先上がりのラフ。グリーン左は深い谷になっている場合、グリーンに乗る確率は数%ですから、1ショット『謝る』。グリーンを狙わずレイアップで、3打目にフルショットの距離を残すことを考えます。中途半端な距離を残すと、ドキドキしますからね。
仮にレイアップが成功したとしても、残り距離が番手のちょうど間というときもある。このケースも番手間の距離を残したことに対して、再び1ショット『謝る』のです。大きい番手で距離を落としたり、小さい番手で強振したりせず、どちらかの番手でフルショットします。それでナイスショットすれば、ピンの奥か手前、5ヤードにはつけられる。2回謝ってもパーパットが打てるチャンスは残ります」