12番パー3では右のカラーから5メートルをねじ込んで初バーディでギャラリーを沸かせるシーンもあった。ただ1日を振り返ると「パターがちょっとやばすぎて…」。18ホールで高いパーオン率を残したが、ファーストパットが1.5〜2メートルオーバーすることが多く距離感を合わせるのに手を焼いた。
“壁ドン”パットで全英を制した日向子は「似とるところがある」と話したが、「普段から(タッチは)強い」と姉譲りの強めのタッチが信条。「最近重いグリーンで練習していたので上りで打ち過ぎちゃって」とプロ仕様のグリーンに球足が少しだけ伸びて返しのパットの距離が長くなっていた。
それでも何度もしのぐパットを成功させて4つのボギーに止めた。「微妙な距離のパーパットが何回もあったので、それを拾えていたのでバーディよりもよかったかな。全部外していたら80叩いていたかも」。バーディチャンスは決める回数は少なかったが、会心のパーパットはたくさんあった。
試合モードで姉妹が同組で回るのは初めて。“親心”で見守った日向子は妹のプレーについて「普通にいつも通りって感じでしたね」。一方、暉璃子さんも姉のプレーぶりは「普段と変わらなかった」と話したが、「気がついたらスコアの差がついていました」と振り返る。同じようにパーオンしてもバーディを奪ったり、ボギーのピンチをしのぐ姉は、最終ホールでダブルボギーを叩くまではアンダーパーの世界にいた。トッププロと自分のスコアの違いに感じるものがあった。
初日を終えて1バーディ・4ボギーの「75」で24位タイ。出場するアマチュア7名中3位タイとなる。アマチュアの首位はインドネシアの22歳・パトリシア・シノルガンの1アンダー。トップとは4打差あるが「あと2日で、ローアマ(アマチュア1位)を目指します」と残り2日間の目標を定めた。(文・小高拓)
“壁ドン”パットで全英を制した日向子は「似とるところがある」と話したが、「普段から(タッチは)強い」と姉譲りの強めのタッチが信条。「最近重いグリーンで練習していたので上りで打ち過ぎちゃって」とプロ仕様のグリーンに球足が少しだけ伸びて返しのパットの距離が長くなっていた。
それでも何度もしのぐパットを成功させて4つのボギーに止めた。「微妙な距離のパーパットが何回もあったので、それを拾えていたのでバーディよりもよかったかな。全部外していたら80叩いていたかも」。バーディチャンスは決める回数は少なかったが、会心のパーパットはたくさんあった。
試合モードで姉妹が同組で回るのは初めて。“親心”で見守った日向子は妹のプレーについて「普通にいつも通りって感じでしたね」。一方、暉璃子さんも姉のプレーぶりは「普段と変わらなかった」と話したが、「気がついたらスコアの差がついていました」と振り返る。同じようにパーオンしてもバーディを奪ったり、ボギーのピンチをしのぐ姉は、最終ホールでダブルボギーを叩くまではアンダーパーの世界にいた。トッププロと自分のスコアの違いに感じるものがあった。
初日を終えて1バーディ・4ボギーの「75」で24位タイ。出場するアマチュア7名中3位タイとなる。アマチュアの首位はインドネシアの22歳・パトリシア・シノルガンの1アンダー。トップとは4打差あるが「あと2日で、ローアマ(アマチュア1位)を目指します」と残り2日間の目標を定めた。(文・小高拓)