初めての姉妹ペア戦で渋野日向子は「今までで一番みとった」 妹のプレーには「完璧でしょ」と合格点
初めての姉妹ペア戦で渋野日向子は「今までで一番みとった」 妹のプレーには「完璧でしょ」と合格点
所属 ALBA Net編集部
小高 拓 / Hiromu Odaka
配信日時:配信日時: 2022年8月18日 09時12分
「とりあえず行ってみようと思ったけど無理やった」。グリーン方向を狙った3打目はラフに食われ10ヤードほど飛んだ程度で再び深いラフ。4打目は数転がりする程度で、5打目で横のフェアウェイに出して、6オン1パットのダブルボギーフィニッシュ。
「もう何もかも忘れました。イライラしかない」と、後半はピンチをしのぐなどスコアメイクをして、アンダーパーで1日を終えようとしていた最後にスコアを落とした。「練習ラウンドは大事ですね。残念です」と唇をかんだ。
普段のラウンドと違ったのは横にいた妹の存在。「今までで一番(同伴者の)プレーをみとった」。アマチュアながらプロの試合に初出場した暉璃子さんが、いいショット、パットをすれば「ナイス」などと大きな声で“親心”を見せた。
「いつもと変わらんなって思いました。もともと緊張しないタイプだから普段通りって感じでしたね。ドライバーで2回勝てたのはよかったです」。姉を30ヤードアウトドライブするという前評判どおり、姉を何度も越えるなどショット力を発揮した。2ホールで日向子が前に行くと、小さくガッツポーズを見せるシーンもあった。
ギャラリーが入るプロの試合でも、物怖じせずに堂々とプレーした暉璃子さん。「練習ラウンドのときよりドライバーの感触がよくて、アイアンも真っすぐショットは飛んでくれました」とショットには及第点を付けたが、「パターがちょっとやばすぎて。微妙な距離のパーパットが何回も入ってパーを拾えたのはよかった」。ファーストパットで1.5〜2メートルオーバーすることが多く、しびれるパーパットを何度も沈めた。「完璧でしょ。ようやったが、とりあえず1日目クリア!」と日向子は妹の初陣に合格点をつけた。
チームスコアは4オーバー。首位のユ・ソヨン、イボミペアの「チーム韓国2」が12アンダーと大差が開いている。「4オーバー。明日からがんばろうか」と渋野は自分を鼓舞するように妹にも声をかけた。(文・小高拓)
「もう何もかも忘れました。イライラしかない」と、後半はピンチをしのぐなどスコアメイクをして、アンダーパーで1日を終えようとしていた最後にスコアを落とした。「練習ラウンドは大事ですね。残念です」と唇をかんだ。
普段のラウンドと違ったのは横にいた妹の存在。「今までで一番(同伴者の)プレーをみとった」。アマチュアながらプロの試合に初出場した暉璃子さんが、いいショット、パットをすれば「ナイス」などと大きな声で“親心”を見せた。
「いつもと変わらんなって思いました。もともと緊張しないタイプだから普段通りって感じでしたね。ドライバーで2回勝てたのはよかったです」。姉を30ヤードアウトドライブするという前評判どおり、姉を何度も越えるなどショット力を発揮した。2ホールで日向子が前に行くと、小さくガッツポーズを見せるシーンもあった。
ギャラリーが入るプロの試合でも、物怖じせずに堂々とプレーした暉璃子さん。「練習ラウンドのときよりドライバーの感触がよくて、アイアンも真っすぐショットは飛んでくれました」とショットには及第点を付けたが、「パターがちょっとやばすぎて。微妙な距離のパーパットが何回も入ってパーを拾えたのはよかった」。ファーストパットで1.5〜2メートルオーバーすることが多く、しびれるパーパットを何度も沈めた。「完璧でしょ。ようやったが、とりあえず1日目クリア!」と日向子は妹の初陣に合格点をつけた。
チームスコアは4オーバー。首位のユ・ソヨン、イボミペアの「チーム韓国2」が12アンダーと大差が開いている。「4オーバー。明日からがんばろうか」と渋野は自分を鼓舞するように妹にも声をかけた。(文・小高拓)
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