「自分のことも信じないとなって思えました。今の私のゴルフで一番足りていないのが“心”なのは分かっている。恐怖や不安、そういうものを消してくれるようなできごとでした」。米国ツアー参戦などもあり、2020年、21年が統合された昨季にシードを喪失。今季も本調子とはいかず、トップ10はわずか1度で、現在メルセデスランキングでもシード圏外の63位と苦しい位置につけている。そこからの浮上に、自信回復は欠かせない要素といえる。
攻撃的な魅せるゴルフを信条にツアー初優勝を挙げ、賞金ランキング6位になった19年のような気持ちを取り戻すため、弟の雄姿が“力”になった。「まずは優勝争いを目指して、今年はとにかく1勝したいです。心の部分が大事。ゴルフは人生そのものだけど、人生はゴルフがすべてではない。人としてもプロゴルファーとしてもすてきな人になりたいですね」。24歳になった直後に誓った心機一転。次は自分の勝利の味を、ひさしぶりに噛みしめたい。(文・間宮輝憲)
攻撃的な魅せるゴルフを信条にツアー初優勝を挙げ、賞金ランキング6位になった19年のような気持ちを取り戻すため、弟の雄姿が“力”になった。「まずは優勝争いを目指して、今年はとにかく1勝したいです。心の部分が大事。ゴルフは人生そのものだけど、人生はゴルフがすべてではない。人としてもプロゴルファーとしてもすてきな人になりたいですね」。24歳になった直後に誓った心機一転。次は自分の勝利の味を、ひさしぶりに噛みしめたい。(文・間宮輝憲)