要は、戦略性の高いコースでアグレッシブなゴルフを安価でプレーでき、しかも優勝すると国内のプロツアーに無条件で出場できるわけだ。これほど条件に恵まれたジュニアの大会もないだろう。当然、ジュニアたちのモチベーションも上がり、各部門とも熱戦が繰り広げられた。特に激しかったのが、高校男子と女子だ。
高校男子の本命はナショナルチームのメンバーでもある大嶋港さんだったが、その大嶋さんを破ったのが同組の佐藤快斗さんだ。8番ホールを終えた時点では4ポイントビハインドだったが、9番パー5でバーディを奪い、その差を2ポイントに縮める。さらに、10番パー4ではティショットをグリーン右手前のラフまで運び、約20ヤードのアプローチをカップにねじ込むイーグルを奪う。一気に8ポイントを加算して大嶋を逆転。続く11番パー3でも5メートルを沈めてバーディを奪った。「完全に自分の流れに乗ったと思ったので、あとは自分のプレーに徹することだけを考えました」と佐藤さん。最終的に31ポイントを稼ぎ、1ポイント差で逃げ切った。
「国内ツアーにはこれまで2回出場しましたが、どちらも予選通過していないので、来年のASO飯塚チャレンジドトーナメントでは進藤さんがキャディをしていただけるので、ぜひ予選通過してローアマを獲りたいです」と語る。
一方、高校女子は26ポイントで飯島早織さんと間中りょうさんが並んだ。10番ホールを使ってのプレーオフでの決着となったが、勝負がつかず、なんと5ホール目に突入。ここで2打目をピン手前1.5メートルにつけた飯島さんがバーディを奪い、ようやく激闘に終止符を打った。「今日は精神的にもハードな1日でしたが、優勝したことで来年のゴルフ5レディスに出場できることはものすごくうれしいです。今年は国内ツアーに4試合出場しましたが、いろいろと考え過ぎてしまい、すべて予選落ちしてしまいました。ゴルフ5レディスではキャディをしていただける進藤さんにマネジメントやプロの考え方などを聞いて上位に入りたいです」と笑顔を見せた。
また、今回は小学生の部として、パッティング、アプローチ、ショットごとにゲームを行い、合計得点を競うイベントも開催。21人の小学生がゴルフと触れ合い、楽しい1日を過ごした。(文・山西英希)
高校男子の本命はナショナルチームのメンバーでもある大嶋港さんだったが、その大嶋さんを破ったのが同組の佐藤快斗さんだ。8番ホールを終えた時点では4ポイントビハインドだったが、9番パー5でバーディを奪い、その差を2ポイントに縮める。さらに、10番パー4ではティショットをグリーン右手前のラフまで運び、約20ヤードのアプローチをカップにねじ込むイーグルを奪う。一気に8ポイントを加算して大嶋を逆転。続く11番パー3でも5メートルを沈めてバーディを奪った。「完全に自分の流れに乗ったと思ったので、あとは自分のプレーに徹することだけを考えました」と佐藤さん。最終的に31ポイントを稼ぎ、1ポイント差で逃げ切った。
「国内ツアーにはこれまで2回出場しましたが、どちらも予選通過していないので、来年のASO飯塚チャレンジドトーナメントでは進藤さんがキャディをしていただけるので、ぜひ予選通過してローアマを獲りたいです」と語る。
一方、高校女子は26ポイントで飯島早織さんと間中りょうさんが並んだ。10番ホールを使ってのプレーオフでの決着となったが、勝負がつかず、なんと5ホール目に突入。ここで2打目をピン手前1.5メートルにつけた飯島さんがバーディを奪い、ようやく激闘に終止符を打った。「今日は精神的にもハードな1日でしたが、優勝したことで来年のゴルフ5レディスに出場できることはものすごくうれしいです。今年は国内ツアーに4試合出場しましたが、いろいろと考え過ぎてしまい、すべて予選落ちしてしまいました。ゴルフ5レディスではキャディをしていただける進藤さんにマネジメントやプロの考え方などを聞いて上位に入りたいです」と笑顔を見せた。
また、今回は小学生の部として、パッティング、アプローチ、ショットごとにゲームを行い、合計得点を競うイベントも開催。21人の小学生がゴルフと触れ合い、楽しい1日を過ごした。(文・山西英希)