ハリケーン“イアン”によって開催が1カ月延期されていた、米国女子ツアークォリファイングトーナメント（QT）の第二関門、ステージ2が17日（木）に開幕。米フロリダ州・プランテーションG＆CCのボブキャットコースとパンサーコースの2コースを使い行われている。

米最終戦初日を終えた渋野日向子の“声”【動画】

日本からは唯一、識西諭里（おにし・ゆり）が出場。識西はステージ1を7位タイで突破しての参戦となった。初日はパンサーコースを2バーディ・3ボギーの「73」でプレーし1オーバー・43位タイとまずまずの滑り出しを決めた。

上位争いは混戦模様。今年の「アジア女子アマ」2位でドライバーは300ヤードを飛ばす19歳ナタクリッタ・ボンタベーラプ（タイ）ら8人が首位に立ち、1打差の9位タイには7人、2打差の16位タイには8人が並んでいる。

14年「全米女子アマ」覇者で18年の国内女子ツアー「センチュリー21レディス」でアマチュア優勝を果たしたクリスティン・ギルマン(米国）は、イーブンの25位。日本ツアーにも参戦していたアン・シネ（韓国）は失格となった。

このステージ2の上位者は、11月〜12月にかけて行われる8日間144ホールの最終決戦『Qシリーズ』にコマを進めることになる。勝みなみと西村優菜のファイナルステージ出場はすでに決まっている。昨年のQシリーズでは渋野日向子、古江彩佳が米ツアーへの切符をつかんでいる。