国内女子ゴルフのプロトーナメントは、大会によって96〜144人の出場枠が設けられている。そのうち、シード選手の分は、「日本女子オープン」など一部の試合を除き、枠が確保されている(永久、複数年シードも同様)。MR55位までの選手についても、前半戦に関してはシード選手同様となる。これにプラスして、大会ごとに主催者推薦枠があり、さらに残った枠をQTランクの上位から選手に割り当てていくイメージだ。
■QTランク上位が重要になる理由
そして今回の最終順位に応じて、1位通過者にはQT1位、2位にはQT2位というように『QTランキング』が与えられる。4日間72ホールのストローク方式で、同じスコアで並んだ場合は(1)最終Rのスコア、(2)第3Rのスコア、(3)第2Rのスコア、(4)最終Rの18ホールからのカウントバック――の順番でランクが決定する。“●位タイ”という概念はなく、すべての選手にランクがつけられる。
出場枠は初戦の「ダイキンオーキッドレディス」など108人のものや、「アース・モンダミンカップ」の144人など大会によって、まちまち。そうなると当然“空き枠”の数も変わってくるため、QTでなるべく上位にいることが重要になってくる。QTランキング1位の選手は1番最初の枠に入ることができるというシステムだからだ。
今回エントリーしている選手は、最低でもQTランク96位が確定。棄権した場合でも、ファイナルを終えた選手の後ろにランクづけされる。ここで35位以内に入れば、来季前半戦にはほぼフル出場できる見込みで、それ以下でも、例年、下部のステップ・アップ・ツアーは96位以内であれば全試合に出場できた。つまり今回の96人は、来季“職場を失う”という事態は免れる。
ちなみにファーストステージで敗退した選手にもQTランクは割り当てられており、今回のファイナルステージまで進めなくても、順位に応じ出場権はおりてくる。ただ170位以下になるとステップ出場もままならない…そんな状況が見込まれている。
■QTランク上位が重要になる理由
そして今回の最終順位に応じて、1位通過者にはQT1位、2位にはQT2位というように『QTランキング』が与えられる。4日間72ホールのストローク方式で、同じスコアで並んだ場合は(1)最終Rのスコア、(2)第3Rのスコア、(3)第2Rのスコア、(4)最終Rの18ホールからのカウントバック――の順番でランクが決定する。“●位タイ”という概念はなく、すべての選手にランクがつけられる。
出場枠は初戦の「ダイキンオーキッドレディス」など108人のものや、「アース・モンダミンカップ」の144人など大会によって、まちまち。そうなると当然“空き枠”の数も変わってくるため、QTでなるべく上位にいることが重要になってくる。QTランキング1位の選手は1番最初の枠に入ることができるというシステムだからだ。
今回エントリーしている選手は、最低でもQTランク96位が確定。棄権した場合でも、ファイナルを終えた選手の後ろにランクづけされる。ここで35位以内に入れば、来季前半戦にはほぼフル出場できる見込みで、それ以下でも、例年、下部のステップ・アップ・ツアーは96位以内であれば全試合に出場できた。つまり今回の96人は、来季“職場を失う”という事態は免れる。
ちなみにファーストステージで敗退した選手にもQTランクは割り当てられており、今回のファイナルステージまで進めなくても、順位に応じ出場権はおりてくる。ただ170位以下になるとステップ出場もままならない…そんな状況が見込まれている。