<LPGA Qシリーズ(前半) 3日目◇2日◇RTJマグノリア・グローブGC(米アラバマ州)>
来季の米ツアー出場権をかけた大事な戦い。だが、ここまでショットの調子がなかなか上がらず「毎日吐きそう(笑)」という状況で何とかしのいできた西村優菜に、光が見えてきた。この日は4つのバーディを奪ってボギーなし。「68」にまとめてトータル5アンダー、53位タイから26位タイと大幅に順位を上げた。
西村優菜の“生の声”を現地からお届け【動画】
ショットの精度が武器の西村だが、ここでは日本以上のクオリティが求められている。理由は軟らかいフェアウェイ。元々距離の長いコースに加えてランがでない状況となっており、飛距離が出るほうではない西村にとってはさらにきつい。初日は2打目が乗らないパー4が2つあり、2日目はパー4で一度もアイアンを握れず。長いクラブで何とかするしかないのだ。
その状況で調子が上がらないのだからたまらない。練習日からスイングの動画を撮るなど様々な工夫を凝らしてきたが、“これ”というものはなかなか見つからない。「ずっと探りながらやっている状況」で開幕から2日が経過していた。
手探り状態のなか、この日の朝の練習も「悪くて…」と調子はイマイチ。しかし、そのなかで気になったことがあった。「ちょっとアウトサイドに上げたときのほうがまだいい球が出ていたんです」。そこでアレコレ考えず、きょうはテークバックだけを意識してやることを決めた。
来季の米ツアー出場権をかけた大事な戦い。だが、ここまでショットの調子がなかなか上がらず「毎日吐きそう(笑)」という状況で何とかしのいできた西村優菜に、光が見えてきた。この日は4つのバーディを奪ってボギーなし。「68」にまとめてトータル5アンダー、53位タイから26位タイと大幅に順位を上げた。
西村優菜の“生の声”を現地からお届け【動画】
ショットの精度が武器の西村だが、ここでは日本以上のクオリティが求められている。理由は軟らかいフェアウェイ。元々距離の長いコースに加えてランがでない状況となっており、飛距離が出るほうではない西村にとってはさらにきつい。初日は2打目が乗らないパー4が2つあり、2日目はパー4で一度もアイアンを握れず。長いクラブで何とかするしかないのだ。
その状況で調子が上がらないのだからたまらない。練習日からスイングの動画を撮るなど様々な工夫を凝らしてきたが、“これ”というものはなかなか見つからない。「ずっと探りながらやっている状況」で開幕から2日が経過していた。
手探り状態のなか、この日の朝の練習も「悪くて…」と調子はイマイチ。しかし、そのなかで気になったことがあった。「ちょっとアウトサイドに上げたときのほうがまだいい球が出ていたんです」。そこでアレコレ考えず、きょうはテークバックだけを意識してやることを決めた。