ゴルフのトーナメント会場は“ネタの宝庫”。ただ、そのすべてを伝えることはなかなか困難なこと…。そこで現場記者がコースを歩くなか“見た”、“聞いた”もののなかからちょっと気になった1つのテーマ、すなわち“ヒトネタ”をご紹介！ 今回は来季の米ツアー出場権をかけた戦い「Qシリーズ」が行われているアラバマ州のRTJマグノリア・グローブGCから。

パン屋さん？こんなに具材が！

8日間144ホールと長きにわたる戦いの「Qシリーズ」は前半戦が終わりました。前半4ラウンドが行われたRTJマグノリア・グローブGCの練習場には、なぜかパンが並んだテントがありました。

どうやらこれ、選手たちの朝食用にツアー側が用意したもの。しかもよく見ると種類が豊富！まずパンはよくあるバターブレッドだけでなく、ハニーブレッド、さらには小麦の表皮、胚芽、胚乳などを粉にした健康的な全粒粉パン（英語ではWhole wheat）まで置かれていました。

さらに塗るものとしてピーナッツバター（これも2種類！）、アーモンドバター、ブルーベリージャムにストロベリージャムといかようにもアレンジできるのです！（カロリーを気にしなければ、ですが…）。

日本勢はあまり食べていないようでしたが、海外の選手たちはパンにたっぷりと思い思いのバターやジャムを塗って頬張っていました。米国人なら誰もが子どもの時から慣れ親しんでいる「ピーナッツバター＆ジェリー」。こんなところも米ツアーならではと言えるかもしれません。