＜LPGA Qシリーズ（後半） 初日◇8日◇RTJゴルフ・トレイル・アット・ハイランド・オークス（米アラバマ州）＞

後半戦舞台の名物ともいえる難グリーンに勝みなみがつかまった。チップインで早々にバーディを先行させるも2度の3パットを喫して2バーディ・2ボギーとスコアを伸ばせず。トータル10アンダーの26位に後退した。

これがクセ強グリーンの正体【動画】

ホールアウト後、思わず口に出た。「何なの〜、このグリーン！」。アンジュレーションだけならまだよかった。きつい芝目が、今季パーオンホールの平均パット数1位に輝いた勝をさらに惑わせた。

「大変でしたね。切れると思ったら切れなかったり、その逆もあったり。矛盾だらけのグリーンでした」。最後も1.5メートルにつけながらもボールはカップに収まらず。気持ちよく終わることができなかった。

とはいえ、そこは負けん気の強い薩摩っ子。ワクワクもある。「こういうところで戦っていくんだな、と改めて思いました。慣れていくしかない。まだ3日あるのであしたから慣れていきたいですね」。そう、ここは世界最高峰の舞台への登竜門。一筋縄ではいかないのが当たり前なのだ。