また、細かく情報を入れずに「常に目の前のやるべきことをやる」というスタンスも5位という結果につながった理由の1つ。リーダーボードがなかったこともあって目標としていた20位の目安もなく、また、上位に入れば入るだけいい、ということは頭に入れずにやった。「上位に入る重みを知らないからこそできたのかなと思います。一緒に回っている子たちは緊張していて、深呼吸している音が聞こえてきましたから」。余裕は持っても、それは油断ではない。「そういった同組の選手を見て余計にやる気が出ましたね。もがいている人たちがいるなかで、私ももっと頑張りたいと思った」。
他にも濃霧が多いコースで遅延することが多々あったが、「車でゆっくりしていました。心の余裕はどんなときでも大事だと思う」とスタート前にソワソワすることも、プレーが遅い選手が多い中でもピリピリすることもなかった。そんな余裕でつかみ取った出場権。「どこまでできるか楽しみですね。優勝したいです。まずは1つ勝って弾みをつけたいです」と胸を膨らませ、来季へと向かっていく。(文・秋田義和)
他にも濃霧が多いコースで遅延することが多々あったが、「車でゆっくりしていました。心の余裕はどんなときでも大事だと思う」とスタート前にソワソワすることも、プレーが遅い選手が多い中でもピリピリすることもなかった。そんな余裕でつかみ取った出場権。「どこまでできるか楽しみですね。優勝したいです。まずは1つ勝って弾みをつけたいです」と胸を膨らませ、来季へと向かっていく。(文・秋田義和)