米国女子下部ツアーのエプソン・ツアーは2025年シーズンが、いよいよ開幕する。現地時間28日(金)に米フロリダ州のカントリークラブ・オブ・ウィンターヘブンで行われる「セントラル・フロリダ選手権」を皮切りに、米国14州で20試合が開催。賞金総額は500万ドル(約7億4500万円)にのぼる。
今年45周年を迎えるエプソン・ツアーは、1999年にLPGAフューチャーズツアーとして誕生。以来、“LPGAへの登竜門”として多くの選手がここで腕を磨いてきた。11年にはシメトラがタイトルスポンサーとなり、22年からは日本企業のセイコーエプソン株式会社が冠を務めている。
シーズン終了時点のポイントランキング上位15人がLPGAツアーへ“昇格”。ほかにも、例年12月に行われる最終予選会(Qシリーズ)を突破することで、LPGA出場権を獲得する道もある。
昨季は馬場咲希、長野未祈、谷田侑里香がツアーを戦った。馬場は最終予選会で24位に入り、LPGAツアー昇格を果たした。
今季開幕戦には長野、谷田に加え、深谷琴乃、伊藤二花、そして今季から米国に主戦場を移した原英莉花がエントリー。LPGA昇格をかけたレースがいよいよ始まる。