プロテストに合格した選手が合格年度No.1の座をかけて争った「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」で、これからプロ生活が始まる97期生の選手たちに“今年の漢字”を書いてもらった。今回は永田加奈恵をご紹介!
奈良県出身の2001年4月17日生まれ。9歳からゴルフを始め、2回目の最終プロテストで合格をつかみ取った。目標とする選手は滝川第二高の1年先輩の古江彩佳だ。
スケッチブックに書いた漢字は『実』。「今季はスイング改造など色々なことに取り組んで、最後に結果に繋がった。努力が実った」という思いを込めた。
「今年の前半はゴルフの調子が良くなくて」と悩みながらのゴルフが続いていた。プロテストの2次予選に入る前に、クラブが下から入る悪いクセを無くすため、スイングを修正。「横の回転を取り入れたことで、ボールを上から捉えられるようになった」と、そこから安定感を取り戻した。
そして、プロテスト合格。さらには「ファイナルQT」を6位で突破し、来季のレギュラーツアー前半戦出場権を獲得した。さらには、新人戦でも2打差の2位と実力を発揮。充実の一年を送った。
「来シーズンはハードなスケジュールになると思うので、体力面もしっかり強化したい」。堅実派な永田はレギュラーツアー本格参戦に向けて、しっかり準備を進めていく。