マスダゴルフとフジクラのコラボパターが、「ジャパンゴルフフェア2025」(以下:JGF)で限定発売された。
”ジャンボ”こと尾崎将司が使用していたパター、「WOSS(ウォズ)」をはじめ、全盛期のジャンボを支えたクラブデザイナー増田雄二氏が立ち上げたプライベートブランドであるマスダゴルフ。かつて、原英莉花がウェッジを使用していたことでも有名で、今季から横峯さくらとブランドパートナー契約を結ぶなど、同社のクラブを使用する選手もかなり増えている。
そして今回、シャフトメーカーであるフジクラとのコラボが実現。同社の『STUDIO-2 パター』に、フジクラのパター用カーボンシャフトである『MC PUTTER X-FIRM』を組み合わせた一本となった。
増田氏によると、「(シャフトは)カーボン特有のナヨっとした感じや、飛びすぎることがない。芯がカチッとしている。そして、『STUDIO-2 パター』のいいところは、音がしっかり出るところ。それが、このシャフトだと損なわれない」と、その相性の良さを語った。
フジクラの担当者によると、シャフトは3つあるフレックスの中で、ツアーで最も人気が高く、一番硬い『 X-FIRM』を採用したとのこと。昨シーズンの後半には蝉川泰果も採用するなど、ツアーでも浸透している。
ヘッドはDLC仕上げで、黒い光沢色により存在感は抜群。さらに、シャフトロゴもつや消しのブラックを基調とした『SPEEDER』の復刻デザインというのもマニア心をくすぐる逸品。50本限定で、今後はオンラインショップでも販売する予定とのことだ。