プロテストに合格した選手が合格年度No.1の座をかけて争った「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」で、これからプロ生活が始まる97期生の選手たちに“今年の漢字”を書いてもらった。今回は徳永歩をご紹介!
大阪府大阪市出身。2006年2月10日生まれ。5歳からゴルフを始め、最終プロテストには2回目の受験で合格を果たした。目標とする選手には申ジエ(韓国)を挙げている。
スケッチブックに先にいた漢字は『運』。「運がすごく良かった。今年だけじゃなくて、これまで生きてきた中で人との出会いなど、本当に運が良かったことが多かった」と、これまでのゴルフ人生を“ポジティブシンキング”で捉えている。
最終プロテストはトータル8アンダー・2位タイで合格。さらには、「ファイナルQT」を14位で突破し、来季のレギュラーツアー前半戦出場権も獲得した。2023年まで高校生だった徳永は、今年から実業団のゴルフ部に所属。同社系列のゴルフ場で働きながら練習に励む日々を送った。
「(ゴルフ部の所属が)すごく大きかった。芝の上から練習できるのでレベルアップできた」と感謝を口にした。プロテスト合格、QT上位通過と成果を上げた背景には、努力の積み重ねと恵まれた環境があった。ただ、最後は「あとは運(笑)」とオチも忘れない明るいキャラクターだ。実力に加えて持ち前の“運”を存分に発揮し、ルーキーイヤーから存在感を示したい。