プロテストに合格した選手が合格年度No.1の座をかけて争った「JLPGA新人戦 加賀電子カップ」で、これからプロ生活が始まる97期生の選手たちに“今年の漢字”を書いてもらった。今回は荒木優奈をご紹介!
ゴルフ大国・熊本県の玉名市出身で、2005年6月17日生まれ。ゴルフは4歳から始め、最終プロテストには2回目の受験で合格した。そして、一生で一度のタイトルをかけて戦う新人戦で優勝。97期生NO.1の称号を手にした。
スケッチブックに書いた漢字は『喜』。プロテスト合格はもちろん、「ファイナルQT」を37位で終え、来季レギュラーツアー前半戦の出場権も獲得した。「とにかくうれしい」と充実の一年となった。
6月の「日本女子アマチュアゴルフ選手権」では予選落ちに終わったものの、その後に行われた「資生堂 レディス」で10位、7月の「大東建託・いい部屋ネットレディス」で9位。「いい流れでプロテストとQTに行けた」と振り返った。
好調要因にシャフト変更を挙げる。「アイアンをカーボンシャフトに替えて、それが(資生堂レディスの頃から)なじんできてショットが良くなった」と結果に結びついた。
来季のルーキーイヤーは「メルセデスランキングで1位になること」を目標に掲げる。さらに、「アメリカツアーに行ってみたい気持ちがあります。挑戦できるように頑張りたい」。19歳は世界を舞台にした活躍を夢見ている。