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“足切り”で20人が最終日に進めず アマ日本代表メンバー2人も初のプロテストで悔し涙「何が起こっているのか…」

プロテストは3日目カットが行われ、JGAナショナルチームメンバー2人も最終日に進めず。ハイレベルな戦いとなっている争いの結末は?

所属 ALBA Net編集部
間宮 輝憲 / Terunori Mamiya

配信日時:2023年11月3日 07時30分

<JLPGA 最終プロテスト 3日目◇2日◇JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山県)◇6419ヤード・パー72>

今年の最終プロテストは3日目を終え、合格ラインの20位タイが4アンダーというハイレベルな戦いが続いている。選手たちは2日目、3日目と強い風が吹くなかでのプレーを強いられたが、トータル11アンダーでトップの高校3年生・清本美波(誉高)や、1打差で2位につける馬場咲希(代々木高)ら、最終日スタート時点で26人が合格圏内につけている。

日本女子アマ覇者は“足切り”逃れるも合格圏外で最終日へ【写真】

ボーダーラインは初日、2日目の3アンダーから、3日目に4アンダーへと推移。最終日も、朝はコースに霧が出ている状況だが、その後は晴れ予報と絶好のコンディションになりそうだ。もちろん風、そしてピンポジションも影響することだが、現時点の合格ライン付近を選手は意識することになる。

その一方で、第3ラウンドを終えたなかには悔し涙を流す選手も。この最終プロテストには『54ホール終了時点で、80位タイまでの者、または20位に8打差までの者のうち、いずれか人数の多い方を第4ラウンドへの進出者とする』という規定が存在。今年は82位タイ以下の20人が完走するができず、ここで姿を消すことになってしまった。

2022年に日本ジュニアを制し、今年の日本ゴルフ協会(JGA)ナショナルチームにも選出されている荒木優奈(ゆうな、日章学園高3年)もそのひとり。初日こそ5アンダーの5位タイで滑り出したが、2日目に「80」を叩き71位タイまで失速。そして3日目も「75」と巻き返すことができず、トータル6オーバーの82位タイで初めてのプロテストが終わった。

ラウンド後はショックから、涙を止めることができない。体調が悪いなかでの挑戦になったことが響いたが、「自分の管理のせい」とだけ話し、それ以上、言い訳にすることはなかった。望みをつなぐため、前半は3つ伸ばしたが、後半になると「パターがおかしくなった」と、1つのダブルボギーなどハーフ「42」のラウンドで沈んだ。注目アマチュアのひとりは、「何が起こっていたのかイマイチ分からない。今は何も考えられないです」と目からこぼれるものを拭い続けた。

またこちらも初受験だったナショナルチームメンバーの手塚彩馨(あやか、佐久長聖高3年)も、82位タイで最終ラウンドに進めなかった。2日目終了時点でトータル3オーバーの71位タイだったが、3日目も「75」に終わり、プレー終了後は呆然といった様子。ナショナルチームメンバーは最終からの出場が可能となるが、1次、2次がないことによる調整の難しさも感じられるような結果になった。

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