JCGツアー「アース製薬カップ」(一般社団法人日本チャレンジゴルフツアー協会主催)が12日(水)、滋賀県大津市の瀬田ゴルフコース 西コースで開催された。
JCGツアーは若手ゴルファーの育成を目的とし、全国各地で年間を通して大会を開催。大会は近畿地区プロゴルフ会の運営協力や当日のライブ配信など、上位ツアーの擬似体験となる本格的な試合環境を提供。協会の主たる活動の一つとしてジュニアゴルファーの海外チャレンジ支援も行っている。
女子大会は、トップアマやプロ61名が参加。兵庫県出身でJLPGAのプロテスト合格を目指している森田就子が「64」のベストスコアを叩き出し、池羽陽向に2打差で競り勝って優勝。
「自分自身のベストスコアが見えたなかで緊張したんですけど、ベストスコアを更新できて、本当にうれしかったです。このまま調子を上げていって、プロテスト合格に向けて頑張りたいと思います」(森田)。
一方、65名が出場した男子大会は、アウトスタート2組目でティオフした愛知県出身の鈴木滉世が「66」をマーク。同スコアでホールアウトした棚町駿と前川太治との競合いをカウントバック方式で競り勝ちVとなった。
「昨年5位で終わって、リベンジしたいという意気込みで来たので、それが達成できてうれしく思います。今年もまだ何試合かあるので、そこでも優勝できるように頑張っていきたいと思います」と優勝への喜びを表し、これからの試合に向けて意気込んだ。