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現役高校生の加藤麗奈は“骨折中”にプロテスト合格 新人戦21位にも「完走できて良かった」

最年少・加藤麗奈が骨折しながらも54ホールを完走した。

所属 ALBA Net編集部
ALBA Net編集部 / ALBA Net

配信日時:2024年12月7日 08時00分

<JLPGA新人戦 加賀電子カップ 最終日◇6日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6589ヤード・パー72>

プロテストに一発合格を果たした現役高校生の加藤麗奈。「完走できて良かったです」と胸をなでおろす。トータル2オーバー・21位で3日間を終えたが、ホッとした表情の裏には驚きの事実があった。なんと最終プロテスト受験時には左足を骨折していたというのだ。


猫を抱えて合格を喜ぶ吉田鈴【写真】

ルネサンス大阪高3年生の加藤は、同じく高3の福田萌維とともに“一発合格”を果たした。自身の持ち味は「ミドルアイアンで攻めていけるところとパッティングが得意なので我慢強いプレーができること」として、将来は「女王になりたい」というのが目標だ。

前半戦の出場権をかけた「ファイナルQT」(11月26~29日)は3日目のスタート前に棄権。出場優先順位は最下位の佐久間綾女の103位に次ぐ104位という結果になった。

棄権の理由について、「9月に左足のくるぶしの下のカカトあたりを疲労骨折をしました。QTの時は歩けなくなってしまって、棄権しました」と骨折していたことを明かした。今の状態は「骨はだいぶ治っているのですが、痛みだけは残っています。数日休んだら治ると言われていますが、どうすればいいか分からなくて…」といまだに痛みは続いている。

スイングに大事な左足の踏み込みができない。状態が悪いときは立っているのもつらいという。QT後はクラブを握らず安静に過ごし、今大会初日の朝にようやくボールを打った。痛みに耐えながら3日間完走できたことに安どする。

9月といえば、10月末開催の最終プロテストよりも前のこと。「骨折しながらの戦いでした」。回復を促す超音波の治療器を当て続けて、4日間プレーできた。当時のインタビューでは「ショットが良くなくて、パターでカバーすることができた」と話していたが、まさか骨折をしながら合格していたとは…。

左足の痛みを抱えながらも、ファーストQTを24位で通過。最終にコマを進めただけでもポテンシャルの高さを感じさせる。

新人戦が終わったら「まずは休みます」と患部の回復に努める。「来年はステップ・アップ・ツアーが主戦場なので、まずは早く1勝してレギュラーツアーに行けるように頑張りたい」。プレースタイルは“我慢のゴルフ”だが、痛みに対しても我慢強さを発揮したこの3カ月には、頭が下がる。

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