<JLPGA新人戦 加賀電子カップ(96期生) 初日◇6日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6582ヤード・パー72>
あどけなさが残る高校3年生の18歳、菅楓華(すが・ふうか)が首位と4打差の2アンダー・2位タイの好位置で初日を終えた。
「今後につながると思う」 18歳・菅楓華は失意の失格から新人戦2位発進
ファイナルQTでまさかの失格となった18歳ルーキー・菅楓華。前を向いて、これからを進んでいくことを誓った。
配信日時:2023年12月6日 23時13分
<JLPGA新人戦 加賀電子カップ(96期生) 初日◇6日◇グレートアイランド倶楽部(千葉県)◇6582ヤード・パー72>
あどけなさが残る高校3年生の18歳、菅楓華(すが・ふうか)が首位と4打差の2アンダー・2位タイの好位置で初日を終えた。
「今日は楽しくできました」と、ホールアウト後は笑顔で話す。「2アンダーで回れたのは良かったと思います。チャンスホールが何個かあって、そこを外してしまったところがもったいないので悔しいですけど、明日も明後日もある。いいスタートは切れたかな」と及第点を与える初日となった。
この日の3つのバーディは、どれもピンに絡むショットで生み出したもの。好調な様子を見せたが、この開幕の2日前には、「JLPGA QTファイナルステージ」においてスコア誤記により競技終了後に失格となった。QT5位で来季前半戦の出場権を掴んだように思えたが、”手放す”という無念の結果に終わってしまった。
そんな困難に直面したが、この日の表情は明るかった。「昨日はしっかり切り替えて練習ラウンドして、今日は最後に確認してスコアを提出した。本当にいい経験になった。前半戦が見えていたのは悔しいですけど、今後につながると思う」と、すでに立ち直って前を向いているように見えた。
この新人戦については、「人数が少ないので1つでも落としたらグッと(順位が)下がるような感じ。楽しむ大会だと思う。でも、賞金がかかっているので1打の重みを感じながらラウンド出来たら」と話し、楽しみながらも真剣に“一生に一度”の、そして“初任給”をかけた戦いで上位を目指していく。
「(バーディを)獲れなかったところをしっかり確認したい。伸ばし合いになると思う」と、初日の反省点を踏まえて残り2日間に備えたいところ。困難を乗り越えて前を向く菅は、一回りも二回りも強くなった姿であすも戦っていく。(文・齊藤啓介)
記事に関連するリーダーボード
関連記事
JLPGA新人戦 加賀電子カップ(96期生)
JLPGA新人戦 加賀電子カップ(96期生)のニュース
- 大須賀望は悔しい12位フィニッシュ 目標だった新人戦優勝に挑むも「気持ちが強すぎた」
- プロテストをトップ通過した清本美波は13位 クラブ通の一面も
- 遅れてきた”黄金世代”25歳の高木優奈 ”プロ初仕事”で完全V達成
- 96期では高木優奈が新人戦V 95期ではステップ女王のウー・チャイェンが優勝
- 高木優奈は人生初の“誤球”に「気を付けます」 スコア落とすも新人No.1へ王手
アマチュア・その他 週間アクセスランキング
ツアー別に見る
全ツアーTOP | JLPGA (国内女子) |
JGTO (国内男子) | LPGA (米国女子) |
PGA (米国男子) | DP World (欧州男子) |
Asian | LIV GOLF |
ステップアップ | ネクストヒロイン |
PGAシニア | ABEMA |
アマチュア・他 | LADY GO CUP |