<ファーマーズ・インシュランス・オープン 最終日◇25日◇トリーパインズGC サウスC(米カリフォルニア州)◇7765ヤード・パー72>
首位に6打差で最終日を迎えた松山英樹は1バーディ・5ボギーの「76」とスコアを崩し、トータル1オーバー・32位タイで大会を終えた。
「ショットもパットも修正しようと思ったけど、なかなかできなかった」。出だしの1番パー4では2打目をグリーン左奥に外し、アプローチで1.5メートルに寄せるも2パットのボギー発進。4番パー4でも16メートルから3パットしてボギーを喫し、2オーバーで前半を折り返した。後半では10番から3連続でパーオンできず、立て続けにスコアを落とした。
ショットもパッティングも思うようにいかない中、17番まで5つスコアを崩して最終18番を迎えた。池越えの3打目をピン奥2メートルにのせて、1パットで沈めてバーディフィニッシュ。4オーバーの「76」と悔しい結果になった。「ずっと違和感を抱いていたものが、そのままスコアに直結している。それを取り除くことができれば、また上位で戦えると思う」と次戦に向けて調整に励んでいく。
来週は「AT&Tペブルビーチ・プロアマ」に出場。今週と同様に強風が吹くペブルビーチGLとスパイグラスヒルGCの2コースが舞台となる。「今週で寒さや風にも慣れたと思う。来週は良いプレーが出来るようにしたい」と意気込む。リンクスコースへの“リハーサル”は万全。今季2勝目に向けて「良い準備」を進めていく。