一方で同組の松山英樹は、その“流れ”に苦しんだ。ダブルボギーとなった7番パー3では、ティショットを左のバンカーに入れるとアプローチは約15メートルオーバー。2パットでボギーとして切り抜けたいところだったが、1メートル足らずのボギーパットを決められず。決して簡単なラインではなかったが、流れという意味では痛恨の1打となった。
マキロイは試合後、開口一番で「上がり2ホールは冒険のようだった。17番ティに立ったときはこのまま(この日)1アンダーで終了したくない、そう感じていた。それが上がり2ホールで2つのバーディを獲れたことは、トップとの差を縮める意味でもとても素晴らしいことだった」と17番からを振り返る。それだけあすに向けても大きな2ホールだった。
「チャンスはある。3打差はいい位置だと思っている」と気を引き締めたマキロイ。2014年以来となる大会2勝目を狙う男は、自らの手で流れを引き寄せつつある。(文・秋田義和)
マキロイは試合後、開口一番で「上がり2ホールは冒険のようだった。17番ティに立ったときはこのまま(この日)1アンダーで終了したくない、そう感じていた。それが上がり2ホールで2つのバーディを獲れたことは、トップとの差を縮める意味でもとても素晴らしいことだった」と17番からを振り返る。それだけあすに向けても大きな2ホールだった。
「チャンスはある。3打差はいい位置だと思っている」と気を引き締めたマキロイ。2014年以来となる大会2勝目を狙う男は、自らの手で流れを引き寄せつつある。(文・秋田義和)