＜WGC-ブリヂストン招待 最終日◇5日◇ファイアーストーンCC(7,400ヤード・パー70)＞

やはり世界ランク1位はただでは負けない。4アンダー・22位タイから出たダスティン・ジョンソン（米国）は、出だしから4連続バーディを奪うなど7バーディ・1ボギーとこの日のベストスコアタイとなる「64」でラウンド。トータル10アンダー・3位タイで大会を終えた。

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最初の2日間では「グリーン上で苦戦した」とトータルイーブンパー・46位タイと出遅れたジョンソン。ここでパターをテーラーメイド『スパイダー LIMITED』から『スパイダーミニ』に変更する。先週の「RBCカナディアン・オープン」優勝時に使用していたものをあっさりチェンジ。この判断が奏功した。

「そこでパターを変えたんだ。切り替えたパターは前のよりも少し転がりがいいんだ。本当に仕事をしてくれたよ」

その効果は数字に大きく表れた。ストロークスゲインドパッティング（パッティングのスコアの貢献度を示す指数）が最初の2日間はマイナスだったのに対して3日目、最終日はプラスに。最終日に至っては「2.443」と2打以上スコアに貢献している。