＜HSBCチャンピオンズ　3日目＞◇7日◇シャーシャン・インターナショナルGC(7,143ヤード・パー72)

　中国上海にあるシャーシャン・インターナショナルGCを舞台に開催されている、「WGC-HSBCチャンピオンズ」は3日目が終了し、トータル14アンダーとしたフィル・ミケルソン(米国)が単独首位。2打差の2位タイにはタイガー・ウッズ(米国)とニック・ワトニー(米国)がつけ、明日の最終日はこの3選手が最終組が決まった。

タイガーが来た！約3年ぶり来日でイベントに登場！　

　ミケルソンは2番でバーディを奪うと4、5番で連続バーディ。9番でボギーを叩くも後半に入り14、15番でも連続バーディを奪う。最終18番でもバーディとしたミケルソンはスコアを5つ伸ばしトータル14アンダーでホールアウト。単独首位に浮上した。

　一方首位タイでスタートしたウッズは、序盤からスコアを伸ばすも9番でティショットがバンカーにつかまりボギー。10番でバーディを奪い返すも、11番のボギーの後は流れがピタリと止まり、その後は1つもバーディを奪えないままホールアウト。イライラが募ったが我慢を重ね4バーディ・2ボギーの12アンダー。ミケルソンに首位を譲ったが、明日は直接対決で逆転優勝を狙いに行く。

　同じく首位タイスタートのワトニーは、17番まで2バーディ・2ボギーのイーブンできていたが、最終18番パー5で2オンに成功しイーグルフィニッシュ。ウッズ、ミケルソンの実績には劣るものの、今季はビュイック招待でツアー2勝目を挙げているワトニーが、番狂わせを演じられるか、最終日のプレーに注目したい。