今季の米国男子ツアーも、残すところはプレーオフシリーズのみ。30人しか出場できない最終戦への生き残りをかけた最後の戦いに挑むトッププロのドライバースイングを原江里菜、福田真未らを指導する森守洋コーチが解説。今回はショットメーカー・松山英樹の曲がらない秘訣を分析した。
【連続写真】世界一との呼び声も!松山英樹のドライバー連続写真
米ツアーには、ショットのスコアへの貢献度を表すスタッツ、ストロークゲイン・ティ・トゥ・グリーンがある。松山は今季こそ33位と低迷気味ではあるが、2014年から17年までトップ10をキープするなど、ツアー屈指のショットの精度を誇る。
その松山の注目ポイントとして森が挙げたのが、視線だ。
「インパクトのときも、(ボールのティ位置よりも)ずっと右側を向いていて、そこから一気にフォロースルーでターゲット方向に向く。首回りが柔らかくて、関節の使い方がすごくうまいですね」。
これを意識的に行うことにより、上体がすぐにターゲット方向に開いてしまうのを防ぎ、正面に残る時間が増える。そうすることで、スイングの軌道がぶれにくくなる。「上半身がすぐに開いてしまうと、クラブを自分で思ったよりも左に引っ張ってしまったり、ボールが狙ったところに飛んでいかなくなってしまう」。
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米ツアーには、ショットのスコアへの貢献度を表すスタッツ、ストロークゲイン・ティ・トゥ・グリーンがある。松山は今季こそ33位と低迷気味ではあるが、2014年から17年までトップ10をキープするなど、ツアー屈指のショットの精度を誇る。
その松山の注目ポイントとして森が挙げたのが、視線だ。
「インパクトのときも、(ボールのティ位置よりも)ずっと右側を向いていて、そこから一気にフォロースルーでターゲット方向に向く。首回りが柔らかくて、関節の使い方がすごくうまいですね」。
これを意識的に行うことにより、上体がすぐにターゲット方向に開いてしまうのを防ぎ、正面に残る時間が増える。そうすることで、スイングの軌道がぶれにくくなる。「上半身がすぐに開いてしまうと、クラブを自分で思ったよりも左に引っ張ってしまったり、ボールが狙ったところに飛んでいかなくなってしまう」。