今季の米国男子ツアーも、残すところはプレーオフシリーズ2戦のみ。30人しか出場できない最終戦への生き残りをかけた最後の戦いに挑むトッププロのドライバースイングを原江里菜、福田真未らを指導する森守洋コーチが解説。今回はツアーナンバー1の飛ばし屋、ローリー・マキロイ(北アイルランド)。小柄な飛ばし屋のパワーは、体全体を使ったスイングにあった。
【動画】首位発進のタイガーとマキロイの初日ハイライト
昨シーズンに引き続き、今季もツアートップの飛距離を誇るマキロイ。身長175センチながら平均320ヤードを繰り出すスイングは、「まさにアスリートのスイングです」と森はいう。
マキロイのスイングの一番の特徴は、バックスイングからトップまで、手首の動きをほとんど使っていないこと。「バックスイングでは、腕を多く使う選手と、体を多く使う選手に別れますが、マキロイは後者です。トップで一気にコッキングしていますが、そこまでノーコックなんです」。手首の動きを使わないぶん、バックスイングでは体を思い切りねじって、全身をフル稼働させているということ。体が強いからこそなせる技だという。
身体感覚の強さがうかがえるもう1つの特徴が、フィニッシュだ。「トップからフィニッシュまで一気に持っていくのが特徴ですが、曲げても絶対にこのフィニッシュをやるんです。体も強いし、そこまでもっていくという意識が強いことがわかります」。同じ形で最後まで振り切る。アマチュアにも参考になる部分だ。
解説・森守洋(もり・もりひろ)/1977年2月27日生まれ、静岡県下田市出身。
高校時代にゴルフを始め、1995年に渡米しサンディエゴにて4年間ゴルフを学ぶ。2002年よりレッスン活動を開始し、現在は「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。
【動画】首位発進のタイガーとマキロイの初日ハイライト
昨シーズンに引き続き、今季もツアートップの飛距離を誇るマキロイ。身長175センチながら平均320ヤードを繰り出すスイングは、「まさにアスリートのスイングです」と森はいう。
マキロイのスイングの一番の特徴は、バックスイングからトップまで、手首の動きをほとんど使っていないこと。「バックスイングでは、腕を多く使う選手と、体を多く使う選手に別れますが、マキロイは後者です。トップで一気にコッキングしていますが、そこまでノーコックなんです」。手首の動きを使わないぶん、バックスイングでは体を思い切りねじって、全身をフル稼働させているということ。体が強いからこそなせる技だという。
身体感覚の強さがうかがえるもう1つの特徴が、フィニッシュだ。「トップからフィニッシュまで一気に持っていくのが特徴ですが、曲げても絶対にこのフィニッシュをやるんです。体も強いし、そこまでもっていくという意識が強いことがわかります」。同じ形で最後まで振り切る。アマチュアにも参考になる部分だ。
解説・森守洋(もり・もりひろ)/1977年2月27日生まれ、静岡県下田市出身。
高校時代にゴルフを始め、1995年に渡米しサンディエゴにて4年間ゴルフを学ぶ。2002年よりレッスン活動を開始し、現在は「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。