今週14日にハワイのワイアラエCCで米国男子ツアー第2戦「ソニーオープン in ハワイ」が開催される。

　先週の「SBS選手権」は昨季の優勝選手しか出場できないため、多くの選手にとっては今大会が実質的な開幕戦となる。また、この大会は1983年に青木功が優勝していることもあり、日本人にとっては馴染みのある今大会で、例年多くの日本人選手が出場している。

桃子、出国インタビューで「今年のテーマは“攻め”」

　大会に先駆けて「ソニードリームカッププロアマ」が行われた11日は、同社契約プロの上田桃子が丸山茂樹と一緒にラウンド。米ツアー参戦3年目となる上田は、「アメリカのコースでは、どうしても上から狙っていかなくてはいけないときがあるけど、私は上げるボールが不得意。そのあたりのアプローチを教わった」と米ツアーの先輩からじっくりとアプローチを学びご満悦の表情。「アメリカでプレーをしてきた一流選手ならではのアドバイスをいただいた。今日はとても勉強になりました」と充実感たっぷりの表情で語った。

　今季は国内と海外を半々の割合で出場する見込みという上田。丸ちゃん仕込のアプローチで米ツアー3年目にして優勝を掴むことができるか!?その活躍に期待がかかる。

　今年出場予定の日本人選手は、丸山茂樹、今田竜二、丸山大輔、小田龍一、横尾要の5名。大会2連覇を狙うザック・ジョンソン(米国)、昨年アジア勢で初のメジャーチャンピオンに輝いたY・E・ヤン(韓国)、地元ハワイ出身の注目若手ゴルファー、タッド・フジカワ(米国)らの戦いにも注目だ。