＜ソニー・オープン・イン・ハワイ　初日＞◇14日◇ワイアラエ・カントリークラブ(7,068ヤード・パー70)

　ホノルルにあるワイアラエ・カントリークラブを舞台に開幕した、米国男子ツアー第2戦「ソニー・オープン・イン・ハワイ」の初日。5アンダーでまわったディフェンディング・チャンピオンのザック・ジョンソン(米国)ら6選手が首位に立った。日本勢では今田竜二と小田龍一が2アンダー20位タイと上々のスタート。丸山大輔は1オーバー62位タイとまずまずだったが、丸山茂樹は5オーバー125位タイ、横尾要は6オーバー136位タイと大きく出遅れた。

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　丸山(茂)は出だしの1番でいきなりボギーを叩き、4番パー3もボギーとすると、9番でもボギーを叩いてしまい前半は3オーバー。リズムに乗れず我慢のゴルフが続いた。さらに丸山を苦しませたのは「一番嫌いな方向の風…」と手を焼いているスライス風。この風に対し、思うようにコントロールできなかった丸山は後半の10番でもボギーを叩くと、14番では痛恨のダブルボギーを叩き、みるみる後退していった。だが、試行錯誤を続けていた丸山は「後半はポイントが修正できた」と言うとおり、終盤は耐え抜き18番でバーディを奪ってホールアウトした。

　昨年大会では初日首位に立ち、12位タイと好成績を残した丸山。その後、国内ツアーを主戦場とし最終戦で10年ぶりの優勝を飾っているだけに、勝つ感覚は取り戻しているはず。「明日はビッグスコアを出したい」とコメントした丸山の巻き返しに期待したい。

【初日の結果】
1位T：ライアン・パーマー(-5)
1位T：ザック・ジョンソン(-5)
1位T：デービス・ラブIII(-5)
1位T：トロイ・メリット(-5)
1位T：ロバート・アレンビー(-5)
1位T：ジョン・メリック(-5)
7位T：アンヘル・カブレラ(-5)
7位T：スティーブ・ストリッカー(-5)他8名