＜ソニー・オープン・イン・ハワイ　2日目＞◇15日◇ワイアラエ・カントリークラブ(7,068ヤード・パー70)

　ホノルルにあるワイアラエ・カントリークラブで開催されている、米国男子ツアー第2戦「ソニー・オープン・イン・ハワイ」の2日目。2アンダー20位タイスタートの今田竜二は、ボギーが続く苦しいラウンドとなったが、辛抱強いゴルフを展開しトータルイーブンパー59位タイで決勝ラウンド進出を決めた。

丸山茂樹、1打及ばず今季初戦を終える…

　前半の16、17番で連続ボギーを叩き、貯金を使い果たした今田は、この日のラウンドを「風と仲良くしようと思っていたが出来なかった」と振り返った。「苦しい展開だった」と話すようにボギーが先行してなかなか強気のプレーをすることが出来ない。7番で3つ目のボギーを叩いたときには予選通過も危ぶまれた。しかし、9番パー5で執念のバーディ奪い、トータルイーブンパーでホールアウト。大事な今季初戦を予選通過で飾った。

　首位とは9打差で決勝ラウンドに駒を進める今田は「予選ラウンドの仕事は終わった」と気持ちを切り替える。「6〜7打差なら巻き返し可能。決勝ラウンドは攻めるだけです」と気合も十分。ハワイ特有の風が選手達を悩ませるコースだけに、残り2日あれば忍耐強い今田にも十分チャンスはある。上位進出を目指す今田の活躍に注目したい。

　トータル9アンダーのライアン・パーマー(米国)が単独首位、ディフェンディング・チャンピオンのザック・ジョンソン(米国)ら3選手が1打差の2位につけている。日本勢では、小田龍一が今田と同じトータルイーブンパー59位タイで予選通過、丸山茂樹、丸山大輔、横尾要は予選落ちとなった。