＜ノーザン・トラスト・オープン　事前情報＞◇2日◇リビエラ・カントリークラブ(7,298ヤード・パー71)

　カリフォルニア州にあるリビエラ・カントリークラブを舞台に開催される、米国男子ツアー「ノーザン・トラスト・オープン」。この日石川遼は10時30分からの公式会見に合わせて、まだ日も昇らない早朝から練習ラウンド。月曜日は回らなかったINコースもラウンドし、コースと自身の状態を確かめた。

遼、1年ぶりのリビエラは「それほど難しくは感じなかった」

　今大会は、ロイヤルトロフィから1か月近く実戦を離れている上に今季の米ツアー初戦。なかなか普段通りのプレーとはいかないこともあるが「コースではミスショットが出たらアドレスのせいにしています」とラウンド中は良い意味で開き直って攻めの姿勢を貫く構え。不安は練習場に持ち帰って打ち込みで解消する。

　ラウンド後に公式会見に臨んだ石川は「Nothing venture, Nothing gain.(虎穴に入らずんば虎児を得ず)」と英語でコメント。緊張する憧れの舞台だからこそ攻めなければ得るものはない。石川の強い意気込みが短い英語からにじみ出た。