今週開幕する国内最強ゴルファーを決める「日本オープン」に4回目の出場を果たすアダム・スコット(オーストラリア)。原江里菜、福田真未らを指導する森守洋コーチが、「全米プロゴルフ選手権」で優勝争いを演じたかつての世界ランク1位の“美スイング”を解説する。
【連続写真】バックスイングが美しい アダム・スコットの最新ドライバースイング
「ミスター・オーソドックス」と称するスコットのスイング。その一番の特徴はバックスイングにあった。「左肩を下げながら行う、きれいなバックスイング。体の入れ替えがきれいで、“右向いて、左向いて”というスイングです」。
空手の瓦割りを行うときの動きのイメージで、体を正面から見て「X」に使う。「肩甲骨をしっかり旋回させています。アマチュアの方は肩を水平に回してしまう傾向がありますが、これは体の向きが変わるだけで、肩甲骨が動いていないんですね」。肩甲骨をしっかり動かすことで、上半身と下半身の捻転差ができて、よりパワーが出る。この基本の動きが意識された、参考にすべきバックスイングだ。
解説・森守洋(もり・もりひろ)/1977年2月27日うまれ、静岡県下田市出身。
高校時代にゴルフを始め、1995年に渡米しサンディエゴにて4年間ゴルフを学ぶ。2002年よりレッスン活動を開始し、現在は「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。
【連続写真】バックスイングが美しい アダム・スコットの最新ドライバースイング
「ミスター・オーソドックス」と称するスコットのスイング。その一番の特徴はバックスイングにあった。「左肩を下げながら行う、きれいなバックスイング。体の入れ替えがきれいで、“右向いて、左向いて”というスイングです」。
空手の瓦割りを行うときの動きのイメージで、体を正面から見て「X」に使う。「肩甲骨をしっかり旋回させています。アマチュアの方は肩を水平に回してしまう傾向がありますが、これは体の向きが変わるだけで、肩甲骨が動いていないんですね」。肩甲骨をしっかり動かすことで、上半身と下半身の捻転差ができて、よりパワーが出る。この基本の動きが意識された、参考にすべきバックスイングだ。
解説・森守洋(もり・もりひろ)/1977年2月27日うまれ、静岡県下田市出身。
高校時代にゴルフを始め、1995年に渡米しサンディエゴにて4年間ゴルフを学ぶ。2002年よりレッスン活動を開始し、現在は「東京ゴルフスタジオ」を主宰し、多くのアマチュアをレッスンする一方で、原江里菜らツアープロのコーチもしている。