＜ノーザン・トラスト・オープン　最終日＞◇7日◇リビエラ・カントリークラブ(7,298ヤード・パー71)

　カリフォルニア州にある名門リビエラ・カントリークラブを舞台に開催された、米国男子ツアー「ノーザン・トラスト・オープン」の最終日。石川遼はまずサスペンデッドとなった残り1ホールをラウンドした。第3ラウンドはここまで4バーディ・4ボギーのイーブンで回っていた石川だが最終18番はボギー。2日目から1つスコアを落としトータル5アンダーの15位タイで第3ラウンドを終えた。

　そして、続けて行われた最終ラウンド。第3ラウンドイーグルを奪った1番パー5でバーディを奪う幸先の良いスタートを切ると6番でもバーディを奪い上位に迫る。しかし、直後の7番でボギーを叩くと9番もボギー。悪い流れを断ち切れないまま後半を迎え、11番、13番、さらに16番とたて続けにボギーを叩きスコアを落としてしまう。17番、18番と上がり2ホールをバーディで締める粘りをみせたものの、出入りの激しいゴルフでスコアを落としトータル4アンダーでホールアウト。今季の米ツアー初戦は32位タイフィニッシュとなった。

　一方尻上がりに調子を上げたのが4アンダーでスタートした今田竜二。出だしの1番でバーディを奪うと、ハーフターン後の12番でこの日2つ目のバーディ、さらに終盤17番パー5でもバーディを奪いトータル7アンダーでフィニッシュ。最終日はノーボギーと安定したプレーを見せ、先週から続く好調ぶりをアピールした。優勝はトータル16アンダーまでスコアを伸ばしたスティーブ・ストリッカー(米国)となっている。